ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

ズッキーニの花も咲きました

2007-06-20 09:12:48 | 第1紀 をかしら屋
「をかしら屋」の駐車場家庭菜園。
ズッキーニも大きな花を咲かせています。
根元からの茎も、すーっと立ち上がりました。
大きな黄色い花が咲いています。

さて、なりますかね。
花が咲いても実がなるとは限りません。
ズッキーニ。ニョキニョキと大きくなればおもしろいんですけど。

とれたてなら生で。
油にもあいますから、軽く塩コショーだけでいためてもおいしいし。焼き野菜サラダやパスタとからめてもいいですね。

種類も豊富で、産直で見ているだけでもおもしろい。
一昔はズッキーニなんて誰も知らなかったのに、今では農家の奥さんがたも楽しみで育てているんでしょう。
ズッキーニ、調理用トマト、枝豆なんかが品種が増えておもしろい野菜になってきました。
産直のおかげで、同じものしか作らなかった、あるいは農協からそう指導されてきた野菜達も新しい展開になってきました。
豚もそうですけど、同じものを大量に作る均質大量が出荷の条件だった時代が、見事に崩れてきていますね。
かしこい農家さん。産直の経営で、直に消費者と向き合うことからたくさんのことを学んでいると思います。
作るもの、作り方、売り方、そして生活者との関わり方まで変わってきています。

今度は生活者が生産物に対する情報をしっかりととらえて、賢くなる番ですね。
しっかりしてくださいよ。農民もしたたかですから。
「無農薬」とか「有機栽培」とか「血液サラサラ」とか「悪玉」とか、宣伝文句に踊らされていると、ただただ食わされている、買わされている、慣らされている愚衆になっちゃいますよ。

そして・・・今日はストレートに表現しますが、一番遅れているのは流通でしょう。それもスーパー。エキサイトする売り場を見なくなってしばらくたちますね。一頃の堤さんのいた西友さんのような。
生産現場が変わり、流通が変わり、食卓が変わる。情報の流れ方や質が変わる。取り残されたところが確実に淘汰されます。表層だけ変わっても、本質を見抜けないところは確実に取り残されます。
農民が自分で売り子になるように、家庭の主婦がほんのちょっぴりでも自分で野菜を育てるように、スーパーも売り場を離れてみればなにか変わるかもしれません。例えば、店頭で朝市でもして、バイヤーさんが売るものを直接生産者から仕入れ、自分でジャリ銭もって販売すれば変わるんだと思います。
大量に持ち込まれる間接情報より、まじかにかいま見る直接情報の方が確かなんだと思うんですね。

では。

PS:食品メーカーの営業になりたての頃。今は中三になったエンドーチェーンの地下食品売り場で、週に二回は夕方の繁忙期にレジのサッカー(袋詰め)のお手伝いをしていました。これが新人には役に立ったんです。どんな人がどんな組み合わせで食品を買っていくのか。この後の台所や食卓を想像しながらお手伝いしていました。
研修では店に入ったら先ず四隅に立って人の動き(流動線)を見て、「優位置販売」するようにと。スーパーの場合、あらかじめ食事のメニューを考えて来る人は意外に少ないもの。基礎調味料の在庫や特売商品はチェックしてくるのですが、その日のメニューは買い物しながら考えることが多いようです。
だから、POSが進んで全体の売上個数は簡単につかめますが、誰がどんな買い物をしているのかはやはり買い物かご一つ一つ見るのがいいんですよ。

ってなインストアマーチャンダイジングにつながるお話も少しずつしていきます。
乞ご期待。

キュウリがニョキ

2007-06-20 08:35:16 | 第1紀 をかしら屋
「をかしら屋」の駐車場家庭菜園のプランターに植えたキュウリ。
ご覧のように、花が咲き、ニョキニョキとキュウリが伸びてきましたね。
楽しみですね。日一日と「おがって」きます。
キュウリの苗は二本。
ニョロニョロと蔓を伸ばして成長しつつあります。
「をかしら屋」へおいでの際は、ぜひお子さまに見せてください。
キュウリってこんな風に大きくなるんだよ。