ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

をかしら屋風プルコギ登場

2007-06-16 15:05:56 | ホルモン・肉
やっと、と言うか、ようやく、と言うか、何とか「をかしら屋」風のアレンジであるが、「プルコギ」の開発が終わり、今夜からメニューとして出せる。(今あるのはわずか三皿分ですが。)

韓国焼肉の本流、「プルコギ」。
肉と一緒に肉の脂で焼けた野菜を食べるという、「正しい」肉の食べ方である。
さらに、これをサンチュで巻いて食べるのだから、肉の熱さもほどほどに、ご飯と一緒になれば、まさしくバランスの良い食事となる。
なにせ、あのジュージューと鉄板を焦がす匂いがたまらない。

プルコギには専用のプルコギ鍋が必要だという。
いろいろなところから鍋を調達した。韓国商社にもいろいろな鍋がある。
いや、南部鉄器でジンギスカン鍋風にやってはどうか。
などと、ずーっと考えていた。
しかし、小さい店でお客様の使い勝手を考えると、やはりこの無煙ロースターをそのまま使う方がいい。
韓国でも網焼きのプルコギもあるらしい。

となれば、タレの絡み方が難しい。
野菜の切り方も網焼き風に。
考えることは多い。

そして、今日の昼賄いで「をかしら屋風プルコギ」が登場。
満場一致で販売することとなった。

肉はもちろん、いわちくから仕入れた和牛。
「をかしら屋」はうで一本を使っているので、その中でカルビにもできるが、若干肉質がしっかりしたところ。ここが一番、野菜とあう。
タレは少し辛め。酒にもご飯にもあう。
お子さまにはちょっとしんどい辛さ(ごめん)。

で、賄い試食。
う、う、うまい。
和牛の甘い脂とちょうどいい噛み応えの赤身肉からジューシーな肉汁が口のなかにほとばしる。
野菜もうまい。六月の野菜は特に柔らかく甘い。キャベツがいい。
ご飯にあうこと!!
ちょっとビールも確かめたが、肉のうまみ、甘味、食欲をそそる香りが、冷たいビールにあう。
たまらん。

三人で肉500グラムと野菜。
写真の網を三回くらいは一杯に並べれる量。
当店は大食らい揃いだが、ちょっと多かった。
これで、3800円。
ちょっといい和牛だから、原価も張るが、残る三皿に限りこの価格。

量と価格を調整し、正式な夜メニューとランチメニューに早々にのっけます。
そして、豚プルコギも。

ご期待を。
絶対、当店の看板メニューにします。

PS:今日明日、ご来店の方。「牛スジぷるぷるハヤシ丼」もありますよ。メニューには乗っけませんが、従業員の賄いで無くなってしまいますのでお早めに。前回の前沢牛スジではありませんが、当店のさばいたスジですのでいいところですよ。ちょっぴりロースの端も入っています。
この間、食べれなくて、悔やんだあなた。あ・な・た ですよ。仕事の帰りにでも寄ってください。お待ちしています。