Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

ガッテン!日本に、胃酸の逆流の胃人が居た! 2018年6月22日

2018-06-22 09:53:17 | 日記・エッセイ・コラム

昨日から雨が止み、今日も晴れた、だが明日からまた天気は崩れて雨になるようだ・・さて、日本人の胃人にお目にかかため、ガッテン・デレクターは岡山・倉敷市へ飛び、川崎医科大付属病院・総合医療センターを訪ね、40年間に渡って日本人の胃の変化を追求して、遂には、日本人の胃が更に今、逆流し易くなっている状況になっていることに辿り着いた春間 賢特任教授に会った!彼の研究が、どんなに凄い研究かを、とくとご覧あれ、春間先生がこれまで、胃癌や胃潰瘍など、診て来た患者の数は10万人にも上る、あまりにも沢山の患者さんを診て来たことで、あるものに愛着がわいていた、それは胃酸並びに胃の粘膜だと云う!観てると愛(いと)しくて楽しくて時間を忘れるらしい ・・・

   

そんな春馬先生が大切にしているのが、胃酸を出す胃の細胞の採集標本であった、患者の検査や治療のため、僅か数ミリの細胞を一つ一つ採取して、何と、40年間で数千人にもの標本に及んでいた!その結果を見せてもらうと、出るわ!出るわ!どんどん出るわ!机の上が標本で埋め尽くされた、それでも、ほんの一部であるとのこと!・・先生が医師になりたての頃、胃炎や胃潰瘍は重症化しやすく、亡くなる人も居る深刻な病いであった!苦しむ患者のために原因を究明しようと、細胞を採取してきた、「これは医者として、研究者として、最高の仕事です、ギネス記録には認定はされないだろうけれども、おそらく、胃炎の研究では最も長く胃の粘膜を診て来た自負(じふ、自信や誇り)があります!」と春馬先生は過去の業績を振り帰ってくれた・・・

        

こうして胃の細胞を見続ける中で、春馬先生はある異変に気付いた!その異変とは、“ 胃酸を分泌する細胞 ”だった!その細胞は40年の間隔で見ると確かに増えていた、春馬先生が注目したのは、胃酸を分泌する細胞の“ ”だった、同じ面積の中の細胞の数が年々増加し、現在の日本人は、40年前と比べれば1.35倍にも増加していた!その結果、日本人の胃液自体も増えていることになる!そうです、胃酸を分泌する細胞自体が増えるとともに、日本人の胃酸を出す力も上昇していた!でも、そもそも、胃酸は、ほどほどにあればよいものなのに、何故?胃酸を分泌する細胞が増えているのだろうか!?この他にも、複数の研究が行われ、日本人の胃液増加が確認されている!この胃液増加故に、噴門を押し開いて食道への胃酸の逆流が多くなったと言える!・・・

      

ここでガッテン・スタジオに、川崎医科大附属病院・総合医療センターの春馬賢特任教授が招き入れられた、「そんなに量を食べてもいないのに、胃酸逆流が背景にある、胃酸の分泌を促す細胞が、何故?、増えて来たのだろうか!?」の小野文恵アナの問いに対して、春馬先生は答えて言われた、『それはね、我々日本人の生活習慣が、変わって来たからです、特に、日本人の食べ物の習慣が大きく影響しています、炭水化物と魚類が主だったのが、戦後、一気に脂肪分の多い肉を食べる量が増えたからです、何故なら、肉類を消化するには、多くの胃液が必要になるからです!』・・因みに、現在、日本人に必要な1日当たりの胃液の量は、推定2~3リットルにと増えたそうだ!・・・

  

つまり、こういう事だ、我々の胃の細胞は、肉などのタンパク質を食べると、特に多くの胃酸を出すことになる、戦後70年で、日本人が肉を食べる量は、何と、3倍になった!その結果、胃酸を出す細胞がその分、頑張り続けることになる!こうして胃酸分泌の細胞が鍛えられるかのように、増殖していったと考えられる!・・また、更にもう一つ、胃酸増加に関わるものがあった、それは、前回登場したマーシャル医師が発見したヘリコバクター・ピロリ(通称、ピロリ菌)が原因していた!ピロリ菌に感染した胃は、炎症で荒れて胃酸が、少なくなって出にくくなっている!かつての日本人の多くが、ピロリ菌に感染していて、胃酸が少なくなっていた!・・・

   

しかし、戦後の衛生環境の改善や治療の結果、1940年代には64.1%もあったピロリ菌感染率が、2000年には6.6%と激減した!ピロリ菌治療によって、胃壁の炎症は消え失せ胃は綺麗になり、胃酸が沢山出るようになる!ピロリ菌の除去は、呼気採集バックに息を吹き入れる尿素呼気反応テストから始まる、ピロリ菌感染呼気反応が出ると、まず薬物治療に進み、薬物効果によって胃炎、胃潰瘍や胃癌のリスクを大きく下げて、ピロリ菌除菌が勧められていく!症状にもよるだろうが、治療は早ければ早い方が、胃炎や胃潰瘍のリスクが早く下げられるので、小生のように50代半ばで除菌が完璧に行われていくことがある!まず、近くの消化器内科医院でも簡単に受けられる尿素呼気反応検査を直ぐに受けよう、ここポイント・・・

   

また、先程、食習慣が西洋化して、胃酸を分泌する細胞が増え、胃酸の出る量が、1.35倍になったと教わったが、胃酸の量が増える年代が20代と、次第に若くなっているようだ!30歳代での逆流性食道炎はザラに居るようだ!アメリカやヨーロッパでは、小児の逆流性食道炎も多いと言われているらしい、逆流性食道炎の人の割合を、1975~77年時代から変遷順にグラフに表して観ると、何と、2014年には9倍に増えていた!他にも、気付かない酸が悪さをする病気が、まだまだ隠れている可能性があるようだ、特に肥満は要注意ですぞ、何故なら肥満は胃を圧迫して、胃酸が逆流し易いらしい!胃は決して大きくならないので、脂肪分が内臓や腹周りに着くと要注意ですぞ!・・次回は胃酸逆流・危険度チック!なるものを行っていくようだ、貴方は幾つ当てはまりますかな?・・・

 

21時から始まったEグループのブラジルvsコスタリカ戦を観戦していたが、両チームとも相譲らず得点を許さぬ0-0の接戦が続いた、眠気をこらえて後半の30分頃の22時30分辺りまで観ていたが、睡魔に負けて眠ってしまった、どうやらアディショナルに入って世界ランク2位の威厳を魅せたブラジルが立て続けに2点を入れて、2-0で初勝利を挙げていた、世界ランク23位のコスタリカは2敗目を喰らって1次リーグ敗退が決まっていた・・・

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