Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

快晴に恵まれた天皇盃・第20回全国都道府県対抗広島男子駅伝! 2015年1月18日

2015-01-18 10:58:10 | 日記・エッセイ・コラム

ここ加古川は朝から晴れ渡った、明け方の気温が3℃と冷え込んだようだが広島もカラッと晴れて10℃まで上がる駅伝日和のようだ、7区間48kmを郷土のタスキを背負って都道府県代表ランナー達が日本一を競う第20回都道府県対抗男子駅伝が被爆から70年を迎える広島の地で開催される、画面から広島因島出身のポルノグラフィティが歌うテーマソング“Rainbow”が流れる、この駅伝大会では長野が6回優勝を果たし一歩抜きんでている、その次が優勝回数5回の我が兵庫県がつづく、1区、4区、5区を高校生が、2区、6区の3kmを中学生が走り、3区、7区を大学生・社会人が走る、小生、アンカー7区を走る“ふるさと選手”中谷圭祐(西脇工、駒沢大2年)の走りに期待したい、6回目の優勝目指して行け~~~!兵庫の精鋭達よ!・・・

12時30分に平和記念公園前をスタートした1区(7km)高校生ランナー達が 1キロペースを2′52″で、2キロを2′52″で、大きな集団を作って宮島街道に入り、3キロを2′49″とペースを上げた、兵庫の長身、福田兼士も集団の中に居る、あっ、5.4キロから兵庫が遅れ始めた、福岡、長崎、佐賀の九州勢が前に出た、静岡も出てきた、福岡がスパートする、トップ福岡が20′05″で2区(3km)中学生にタスキを渡した、三重、長崎、静岡、佐賀、埼玉の順でつづいた、兵庫が18位+27″で繋いだ、あと1キロを過ぎた静岡、埼玉、福岡が前に出た!埼玉、静岡、福岡、千葉、群馬、茨木の順で3区(8.5km)大学・社会人に継いだ、トップの埼玉は設楽悠太(Honda)に継いだ、兵庫は11位でキャプテン北村聡(さとる、日清食品)に繋いだ!・・・

トップの埼玉と静岡が後続を大きく差を開けて並走している、千葉・柏原が引っ張る3位グループを引っ張り、+13″遅れをキープしている、広島の岡本が36位と苦戦している、4.5キロで熊本と東京が3位グループに合流した、千葉の柏原が伸びず6位グループに下がった、6キロを過ぎ依然と静岡と埼玉がトップを行く、6.8キロを兵庫の北村が12位に順位を上げて通過した、あっ、熊本の久保田が一気にトップに上がった、3チームが宮島口ロータリーを廻る、熊本、埼玉、静岡が僅差で4区(5km)の高校生に継いだ、その後、鹿児島、福岡、東京の順で続く、兵庫が+31″の12位で繋いだ、トップの3チームが1.7キロの山陽本線JR前空駅前を折り返し宮島街道を広島市街地へ向かって帰って行く!後方では福井と愛知に中継不完全が宣告されたようだ?・・・

兵庫・西脇工キャプテンの苗村(なむら)が千葉と9位グループを作っている、4キロで埼玉がスパートし単独トップに出た、そのまま埼玉がトップで5区(8.5km)の同じ高校生へ継いだ、そのあと、熊本、静岡、群馬、福岡、東京の順でつづいた、兵庫は10位+52″で東播磨高の森田へ繋いだ、2キロ辺り、トップ埼玉のあと+15″で熊本が追う、群馬が3位の静岡に追いつき交わしていった、 埼玉が独走態勢を作りトップを快走する、宮城の三浦が5人抜いて熊本を捉えて2位に上がった、埼玉が余裕の差+27″を開け6区(3km)の中学生へ継いだ、2位+31″で宮城が繋いだ、その後、群馬、福岡、熊本、鹿児島の順でつづいた、兵庫が8位で繋いだ、トップの埼玉がダントツであと1キロを過ぎた!あっ、小生の母校・加古川山手中の坂元祐喜が4位グループのトップに出た!・・・

そしてトップ埼玉がアンカー7区(13km)、日体大から本田技研へ進んだ服部翔太へ継いだ 、宮城、福岡、群馬のあと兵庫が4位で中谷へ繋いだ、行けるかも、あっ、東京の設楽啓太(コニカミノルタ)と福岡の酒井にかわされた、中谷は重そうだ、トップ埼玉が平和大通りに入った、この後、駅前通り、城南通り、中広通りを周回して平和大通りに帰ってくる、埼玉が平和公園前を過ぎてから、2位+33″で宮城の村山謙太が続いた、そのあと群馬、東京、福岡の順でつづいた、その後、兵庫が鹿児島と並んで6位+1′10″で通過した、秀吉の五大老の一人、毛利元就の居城、広島城の前をトップの埼玉が通過して行く、+25″とその差を村山謙太が少し詰めた2位宮城が過ぎる、埼玉の服部が中広通りに入った、2位宮城の村山謙太がトップ埼玉に18秒差に迫った!・・・

埼玉が平和大通りに戻って来てゴールの平和記念公園が近づいて来た、残り700mとなる、埼玉の優勝が確実となった、逆に2位宮城との差が空いて来た、ラストスパートに入る、ゴールのアーチがすぐそこに迫った、服部にガッツポーズが出た!埼玉が歴代3位のタイム2°19′14″で悲願の初優勝のゴールイン☆!直ぐうれし涙の服部が胴上げされた、健闘むなしく 2位2°19′38″で宮城がフィニッシュした!3位2°20′19″で東京がゴールを果たした!4位2°20′25″の群馬、5位2°20′27″の鹿児島、6位2°20′41″の福岡のあと、兵庫が2°20′45″で7位に入った!元青山学院大の雄、出岐雄大(長崎北陽台高、青山学院大、中国電力)が健闘して長崎を8位2°20′48″の入賞に押し上げた!今回、地元広島は13位に終わった・・・

花燃ゆ第3話”ついしてない男”を観た、文は近くの鎮守の森の御宮に願掛けに参ったとき、おみくじを引く久坂玄瑞(くさか げんずい、18歳)に出遭った、何時もの様に“はずれ”を引いた久坂は文に気づかず去った、嘉永6(1853)年7月、江戸での勤めを終え萩に戻った伊之助と文の姉・寿(ひさ)が祝言を挙げ夫婦になった、その年には、アメリカ使節のペリー総督が 通商交渉のため浦賀にやって来た、幕府はその交渉に載らずに先延ばしした、同じ頃ロシア使節プチャーチンが長崎に来航していた!・・・

脱藩の罪を問われた兄・寅次郎は武士の身分を剥奪され 、その身柄は父・百合之助の“育(はぐくみ)”、つまり保護観察下に置かれることとなった、長州藩第13代藩主・毛利敬親(たかちか)は父・百合之助の願いを聞き入れ、山鹿流兵学師範として寅次郎の10年間遊学を許した、江戸に遊学した寅次郎は浦賀沖に停泊したペリーの黒船来航を目の辺りにした、早速、死罪を覚悟して萩の殿へ意見を申し立てる建白書“将及私言(しょうきゅうしげん)”を送った、そこには開国を迫る黒船から、この国を如何にして守るか、兵学者・寅次郎の優れた考えが書かれていたのだ!藩校・明倫館のよしみで親しかった伊之助が前もって書状送っていた、長州藩重臣・周布敬之助の計らいで匿名扱いとなっていたので、大事には成らなかった!最悪の場合死罪となるところであった!・・・

嘉永6年10月、寅次郎はロシア使節プチャーチン大将を追って長崎に来て居た、しかし一足遅く、すでにロシア艦隊はすでに長崎から去っていた、・・・萩のある掘立小屋に、松下村塾の四天王が集まり、外国の脅威を論じ合っていた、幕府にパイプを持つ情報通の吉田稔麿(としまろ)を中心に、入江九一(くいち)、野村靖(やすし、九一の実弟)、久坂玄瑞が集まり、攻めて来るやも知れんロシア艦隊の動向の情報を集めては、幕府の防備の甘さを話し合っていた、それを文、入江すみ(九一の妹)、吉田ふさ(稔麿の妹)に盗み聞きされていた!稔麿の妹ふさは懐から鬼のような顔をしたペリーの似顔絵を出し、文とすみに見せた、きゃ~~!・・・後に文の夫となる久坂玄瑞は新しい国と新しい未来を造るために武士として生きる夢を持ち、医者の道を諦め、兄の玄機に医者の道を託していた!・・・

“育(はぐくみ)”の分際(ぶんざい)で遊学と偽り、兄の梅太郎や、義理の兄となった伊之助の心配をよそに、寅次郎は、黒船やロシア艦隊を追って、まるでフーテンの寅さんの様に全国をホッツキ歩いていた、長崎から帰って来た寅次郎が文に語った『のう、文、お前はどう生きる?自分の人生を、自分の命を、何のために使う?兄は何時もそのことを考えて居る、死など構わん!思いが届くなら、“知行合一”と云う言葉がある、知識だけでは意味がない!行いを伴ってこそ、その知識には意味がある!俺は日本国の危機を知ってしもうた!皆、その危機に気づかん!気付いても動かん!じゃから、俺が動く!この国を守らにゃならん!』、文は神妙に兄の話を受け止めていた!勉学に勤しむと言って、寅兄は再び江戸へ旅立っていった、伊之助も明倫館江戸校講師として、梅太郎も相模の防備を任されて寅次郎を追った!・・・

品川沖に停泊する黒船乗船を企て、弟子の長州藩士・金子重輔(しげのすけ)と居るところを梅太郎と伊之助に見つかった、公のため、天下万民のため、日本国を守るため、己の意志を貫くことは立派だ、だが主君の忠義に背き、残された家族一家が世間から後ろ指を指され路頭に迷うても平気か!今お前がやろうとしていることはイカン!寅、如何か大人になってくれ!一家を構え、守るべきものを持ち、正しい筋道で、正しいやり方で、世の中を変えればええ!お前ならそれが出来る!その時が来れば、この梅太郎が命に代えても寅の力になりたい!如何か兄の思いを分かってくれ!と強く叱責され、諭(さと)された!寅次郎は兄の深い思いに感動し泣いていた!伊之助も何でも構わんから、わしに話してくれと!と寅次郎に釘を刺した・・・

その夜、文は寅兄の言葉が気になって眠れず、外に飛び出し、今、日本で何が起こっている事が知りたくなっていた、偶々出くわした久坂玄瑞と萩の沖に来ているらしい異国船を観に出かけた、見張りをしていた役人に見つかり逃げた、久坂は蛇を恐れる臆病者であった、朝が開けても異国船など居なかった、ただの噂に過ぎなかった!そんな時、不幸にも久坂はこの1年で、次々と兄、母、父の3人の家族を失い、天涯孤独の身になって、藩医と云う家督を継ぐことを背負されていた、その日も凶のおみくじを引いた久坂は、黒船に会えばきっと幸運が舞い込むと、願掛けしていた、が外れた!神様に愛想尽かされ、自分は呪われて居ると自暴自棄に陥っていた!・・・

その時、文は弱音を吐く久坂をほっけず、強引に手を引っ張ってお宮まで連れて行き、おみくじを引かせようとした!久坂は二度とおみくじは引かんと抵抗した、文は言った、 あんたは、やるべきことを本当に行動に移す人!自分の人生を如何使うか本気で考える人!と文は久坂をおだてた、更に、言うだけの人より、ぶつかって、こけて、膝すりむいて、人から悪口言われるかもしれんけど、うちは、そう云う人が好き!、好き?、うん、兄上の様な人!、兄上?、引いてみよう!私も願掛けするから!文は賽銭を入れて願いを掛けた『悪いことばっかり、あったんなら、きっと悪い運は使い切った!やから、これからは、きっと良いことばかりある!せわあない!』、久坂はおみくじを引いた!そして、その番号の引出しから1枚お札を取った、開くと“大吉”だった!この久坂玄瑞が再び出会う運命の人であること、文はまだ知らない!・・・

だが、品川では、兄・梅太郎を裏切って寅次郎は金子と共に、浦賀沖に停泊する黒船に乗船し、アメリカへ密航すると言う暴挙に出ようとしていた、寅次郎は兄・梅太郎と生き方が違ってしもうたことを悲しんだ、もう戻れん!・・・一方、萩では、伊之助の妻・寿(ひさ)が漬物を持って女中のトメと実家を訪れた、寿の腹にはヤヤが宿り、守るものが出来ていた!その時、ふらふらになった父・百合之助が家から出てきて言った「寅次郎が、寅次郎が!」、「寅がどないしたんです?」母の滝が訊ねた、父が答えた「寅次郎が国禁を破り、ペリーの黒船に乗り込んだ!」、バカたれが~~~!“飛んで火にいる夏の虫!”、何処かの誰かとそっくりだ!・・・

 

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