ここ加古川も朝から雨になっていたように、千葉にも冷たい雨が降っていた、１３時０７分に参加１５チームがスタートした国際千葉駅伝は２区（５km）の終盤に進んでいた、１区大迫傑から２位で受けた日本代表の吉川美香（パナソニック）とケニアのチェロノとのトップ争いが熾烈（しれつ）になっていた、区間新記録１４'５４"のチェロノが大会新２８'５１"をマークして、ケニアがトップで３区（１０km）を走る北京五輪男子１００００m銅メダリストのソイに繫いだ、区間２位１５'２２"で吉川も粘り２位＋２"で駒大の窪田忍へ継いだ！・・・
３位＋３１"でロシアが、４位＋４４″でアメリカがつづき、５位＋４５で日本学生選抜が平賀翔太へ継いだ！窪田が４．５キロでソイに追いついた、５km地点を１４'２０"で過ぎ、京浜大通りに出た窪田とソイとのデェッドヒートが４区（５．０km）へ継ぐ中継所まで続いた、ケニアが僅か日本を交わしてロンドン五輪マラソン銀メダリストのジェプトゥーへ５７'５４"のタイムで繫いだ、ほぼ同着の２位＋０"で日本が尾西美咲（積水化学）へタスキを渡した！・・・
３位＋２６"でロシアが、４位＋２７"でアメリカがつづく、５位＋５８"で日本学生選抜が平賀から筑波大の久馬遥へ繋がった！なんと６位＋１'１６"で受けたニュージーランドのロバートソンが２８'４０"で走り切り、３区の区間賞を獲った！窪田は２９'０１"で区間５位だった、ケニアをトップで繫いだソイは２９'０３"で区間６位であった！また７位で繫いだ学生選抜の平賀は２９'１６"で区間７位だった！・・・
序盤は尾西はジェプトウーに並んで着いて行ったが、２．１キロから遅れ始めケニアと日本との差が次第に開いていく、区間賞１５'４０"のジェプトゥーが走り切り、ケニアがトップで幕張メッセ前第４中継所に１°１３'３４"で飛び込み、５区（１０km）のモシマへ繫いだ、そして２位＋３０"で日本が区間２位１６'１０"の尾西美咲から上野裕一郎（ヱスビー食品）へタスキリレーした！・・・
そしてアメリカが３位＋１'１２"でロンドン五輪１００００m銀メダリスト２６'４８"のゲーリン・ラップへ繋がった！４位＋１'２４"でロシアがつづき、５位＋１'４４"で日本学生選抜が区間４位１６'２６"の久馬から青山学院大のエース・出岐雄大へ継いだ！ロンドン五輪以来、少しふっくらしたゲーリン・ラップが５kmを１３'５９"で通過した！５．５キロで好調の上野がトップ、ケニアのモシマとの差を１１秒に縮めた！３つのきつい登りがつづく！・・・
そして７キロで日本とケニアとの差が５秒に迫った！７．７キロで上野がモシマを捕らえ！モシマの前に出た！８．５キロを過ぎ、ヒタヒタ上野とモシマの背後にラップが２０秒差に迫ってくる！モクア（ケニア）の区間記録２７'４３"を超えるか？上野が最後の坂を登りきった！今絶好調２４歳の新谷仁美が上野に元気な声をかける！そして区間２位２８'４６"の上野がアンカー６区（7.195km）へトップ１°４２'５０"で昨年区間賞の新谷へタスキリレーした！行け～～～仁美！日本３年ぶりのVテープ目指して～～！・・・
２位＋１１"でケニアが区間３位２９'２７"のモシマからチェプクルイへ繫いだ！ゲーリン・ラップが区間賞２８'２０"の走りを魅せて３位＋１６"でアメリカがつづく、４位＋２'１５"でロシアがアンカーへ継いだ、そして出岐が区間８位３０'１１"で走り切り、津田真衣（立命館大）へ日本学生選抜が５位＋２'３９"で繫いだ、あっ、２．４キロでケニアのクロカン・チャンピオンプのチェプクロイが新谷に追いつき少し前に出た！１万のベストは新谷の３０'５９"に対してチェプクルイの３０'３８"であるが、新谷はシッカリ着いている！・・・
このアンカー区もラクダのこぶの様な、きついアップダウンがつづく、残り１．２キロだ、新谷の顔が険しくなる、１００m差で優勝争いはトラック勝負となるのか？ケニアがトップで千葉県総合スポーツセンター陸上競技場の中へ入っていく、あっ、何故かチェプクロイが僅かコース取りを間違いそうになったか？少しペースダウンした、だがチェプクルイが区間新記録２２'０５"を樹立して！長距離王国ケニアが２°０５'０６"で連覇のテープを切った☆ケニアに僅か及ばず２°０５'１６"＋１１"で新谷仁美が顔を曇らせ手を合わせ日本が２位でGoa～～～l した！・・・
アンカー区で伸びずアメリカは２°０６′３６”で３位に終わった、４位２°０９'１３"でロシアが、５位２°０９'３１"で日本学生選抜が、６位２°１１'０１"でカナダが、７位２°１１'０４"でニュージーランドが、８位２°１２'１２"で千葉選抜がフィニッシュして行き、やがて全１５チームがゴールして、男女混合駅伝の世界一決定戦の幕が閉じられた！・・・
