Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

いってらっしゃ~~い!Astro Naokoさん☆ 2010年4月4日

2010-04-04 15:59:32 | 日記・エッセイ・コラム

先日1週間ほど前だったろうか?暫(しば)しの別れを惜しむかのようにぴったり抱きついた7~8歳ぐらいだろうか?愛娘(まなむすめ)優希ちゃんに『さよなら~~!』を告げてママさん宇宙飛行士・山崎直子(39歳、東大宇宙工学専攻修士課程修了、 MS:NASA Mission Specialist 、NASA スペースシャトル搭乗運用技術者 )が6人の飛行士と共にスペースシャトル・ディスカバリーSTS-131に搭乗するための最後の準備に入っていった・・・

旧姓角野(すみの)直子さんは1999年2月JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency :日本宇宙航空研究開発機構)によってスペースシャトル・デスカバリー搭乗候補者に選ばれ厳しい訓練に耐えてきた、当初筑波宇宙センターなど日本国内だけで訓練を始めていた、間もなくして2003年1月16日あのコロンビアの惨事が起こった・・・

28回目の宇宙開発ミッションを終え大気圏再突入しようとしたスペースシャトル・コロンビア2号機“オービター”が空中分解し7名の尊い命が散った!打ち上げ時ロケット燃料タンクからはがれた耐熱材がコロンビアの機体の耐熱パネルに穴を開けていた!それ以来暫らくNASAは宇宙開発計画を中断した・・・

直子さんは2000年12月(有)国際宇宙ステーション社長兼国際宇宙ステーション管制官である山崎大地(37歳、なかなかのイケメン)さんと結婚して一児の母親になもなった、一時宇宙飛行士の夢を諦めかけたこともあったが夫の理解ある支えに励まされNASA(National Aeronautics and Space Administrationアメリカ航空宇宙局)の海外訓練にも参加していった・・・

なかには体力的にも厳しいロシアでの極寒マイナス20℃のサバイバル訓練も耐えた、難しい夜間飛行訓練もこなして行った、2004年にロシアでソユーズ・フライトエンジニアの資格を取った☆そして2006年に晴れてNASA Mission Specialist に認定された☆☆・・・

この度直子さんに課せられたミッションはLoadMaster(物資移送責任者)としてISS(International Space Station 国際宇宙ステーション)に取り付けられたJEM(Japan Experiment Module 有人宇宙実験棟)“きぼう”へ補給用モジュール“レオナルド”の設置(帰還時には取り外しシャトルに戻される)とそこに積み込まれたアンモニアタンクや食糧などの物資や多目的実験ラックと実験機器などの輸送・搬入が主である・・・

2009年12月20日にロシアのソユーズでISSに長期滞在(最終的には5ヶ月に及ぶとのこと)している野口総一(44歳)さんと合流してその任務にあたる、ロボットアームを操作して耐熱タイルの検査にも当たる、野口さんと一緒に教育用ビデオ作製にも携わる・・・

ISSに到着するまで2日間かかるらしい、18日に地球に帰還する13日間の宇宙滞在中の余暇を見つけて直子さんは宇宙で何の楽器を奏でるのだろうか?ミニチュアのお琴の音楽演奏も予定されているらしい・・・

日本実験棟“きぼう”は3便に分けて3人の日本宇宙飛行士によってISSへ運ばれたことは我々の記憶に新しい、第1便は2008年3月に土井隆雄(53歳)飛行士が乗り込むエンデバーによってまず船内保管室の部分がISSに搬入された・・・

第2便はその直ぐあと2008年5月に星出彰彦(41歳、直子さんと同期生)飛行士が搭乗するデスカバリーによって船内実験室(直径4m全長11.2mの筒状、乾燥重量15.9トン)とロボットアームが、そしてエンデバーで若田光一(46歳)飛行士が2009年3月16日から7月31にまでISSに滞在して船外プラットフォームと船外パレットを取り付け完成させている・・・

直子さんが他の6人の仲間と搭乗するディスカバリー(発射ロケットはなんと圧巻!全長56m)の打ち上げは明日5日に迫り、すでに秒読みの段階に入った、アメリカ東部時間5日午前6時21分(日本時間5日午後7時21分)にフロリダのケネディ宇宙センターをリフトオフしてISSへ向かう・・・

日本列島北から南まで時間はまちまちだが、午前3時ごろから5時過ぎまで各地で約3分間ほどに渡って北東の空に地上から観測されている、九州では朝日に反射して輝くISSが観られるらしい☆一度早起きして観なくっちゃ!いったい地上からISSまでどれくらいの距離があるのだろうか?

大気圏の境辺りが上空100km位だから300km位?到着まで2日もかかるんだから、そんなもんじゃないだろう!?ウエブで調べると、あっ!350kmと案外短い!時速28000kmで地球を90分で1周するらしい!縦の動きは遅く、横の動きは速い!4月18日の無事帰還を祈って、いってらっしゃ~~~い直子さ~~ん!Bon voyage !!

宇宙ではもう一つの秒読みが間近に迫っている、7年前2003年5月に太陽系誕生46億年の謎を解くためJAXAによって飛ばされ火星に近い太陽系軌道に乗って45億kmを飛び回りその役目を終えボロボロになってアポロ小惑星群探査機“はやぶさ”が間もなく6月に地球に帰ってくる・・・

4基あった“はやぶさ”のイオンエンジンは今や1基しかまともに機能していない、その1基目は打ち上げ直後から不調だったらしい、途中2基目も停止した、なんとか動くもう1基と2基を繫いで運転し軌道を修正しながら“イトカワ(日本ロケット開発の父・糸川英夫の名をつけている)”という長さ540mの小惑星に2度上陸してその砂を採取してきた!☆・・・

“はやぶさ”は当初の予定より3年も長く飛行しているらしい、ほんの数秒間の瞬時らしいがイトカワに上陸した際、バランスを崩して転倒し燃料漏れを起こし地球に向いていたアンテナの向きがあっちゃ向きになってしまい!1ヵ月半行方不明になってしまった!!しかし強運の“はやぶさ”は奇跡の軌道復帰を果たした!?☆☆・・・

“はやぶさ”にはその採取された砂が直径40cmのカプセルの中に納められている、どうやってカプセルのなかに納めたのだろうか?どうやらイトカワに着地した瞬時に着面した吸引口から吸い上げカプセルに納めたらしい!?一刻も早いカプセルの回収が急がれる!大気圏突入時にそのボロボロになったエンジンをもう一度噴射させ軌道調整しながら大気圏突入しなければならない・・・

エンジンが止まってしまえば“はやぶさ”が燃え尽きる前に上手くカプセルが分離し、そして防熱シートも分離し、パラシュートが開き予定通りのオーストラリアの砂漠で回収するのが難しくなる、そうなれば太陽系の誕生の解明が謎のままなってしまう!!

6月の大気圏突入までまだ残り2500万kmを飛ばなくてはならない、何とかもってくれ!何とか無事に帰還してくれ!なんとか我々地球人にイトカワ小惑星の砂を見せてくれ!そして太陽系誕生の謎を解き“はやぶさ”よ!おまえのミッションを完了してくれ!!

昨日の広島は先発ジオが5回までまずまずの出来で来た、篠田→横山竜二→高橋建と継ぎ9回に登板したシュルツの2失点が響き5-6で負けたが、今日は小松剛が3回まで好投したが4回に大崩れして5点入れられゲームが決まってしまった、6回から岸本秀樹→永川勝浩→横山竜二と継いだが3-10で大敗している!6日からヤクルト戦が始まるが何とか1勝して出直そう!まだまだやり直しは出来るんだから!!・・・

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