あれは,あれで良いのかなPART2

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殉職警官は意外と多い

2007年02月14日 01時23分48秒 | 裁判・犯罪
踏切内に入った女性を助けようとして電車にはねられてしまった板橋署の宮本巡査部長が,治療の甲斐なくなくなってしまいました。同日付で宮本警部に昇進しました。また,同僚警官や近所の方からも,彼の死を惜しむ声が相次ぎました。

記帳や献花、途切れず 宮本巡査部長の交番や署(共同通信) - goo ニュース

非常に残念な結果です。ご冥福をお祈りします。

最近では,警察官の不祥事報道が多い中,宮本警部はまさに「わが命をかけて市民を守る」という姿勢を貫きました。まさに,警察官の鏡といえるでしょう。
その姿勢は,お見舞いに訪れる住民の反応を見れば分かります。いかに,日々「警察官」として,住民の安全と安心のために活動していたのか,手に取るようにわかります。単なる「サラリーマン警官」では,あそこまで住民の方はお見舞いに来なかったことでしょう。
そういう意味でも,本当に今回の殉職,残念でなりません。
どうか,他の警察官の皆様も,この宮本警部を見習って,「住民の安心,安全を第一に考える」立派な警察官になってほしいと思います(もちろん,多くの警察官がそうであるとは思いますが。)。

ところで,安倍首相まで弔問に訪れました。そして,この宮本警部に対し,何らかの表彰を検討しているとのことです。
しかし,実は,全国の警察官は,年間約40名程度も殉職しているのです。しかも,多くは病死(過労死といわれている),交通事故死(白バイ警官が多いようです)などのようです。
とすると,もし本当に表彰をするのであれば,他の殉職警官すべてに対し,同様の表彰をするのが筋なのではないでしょうか。警察官の殉職を,政治の道具に使うことだけは絶対にやめてほしいものです。

さて,今回の事件を通じて知ってほしいこと,それは「警察官は本当に命をかけて仕事をしている」ということです。もちろん,消防士や自衛官なども毎年尊い命が失われる事件事故が起こっています。
そして,命がけの仕事をしている方々に対しては,私たちももう少し敬意を払うべきなのかもしれません。
もちろん,一人の不祥事がそのような敬意をすべて奪ってしまいます。これを気に,警察官や消防士,自衛官など命がけの仕事をしている方々は,他の同僚に迷惑をかけないためにも,私生活も引き締めてほしいと思います。
本日以降,殉職者も逮捕者も発生しない警察」を目指してほしいものです。殉職シーンは「太陽にほえろ」の世界だけで十分です。

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