あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

高校野球決勝戦,でも決着付かず再試合

2006年08月20日 19時15分13秒 | スポーツ全般
今年の高校野球は素直に勝ち負けが決まらないというドラマチックな展開が多いですが,そんな中気が付けば決勝戦になっていました。
いろんなトラブルを抱えながらも3連覇を狙う駒大苫小牧と,かたや王監督の母校である早実とが決勝で戦うことになりました。
実力は互角だったためでしょうか,延長15回で決着が付かず,再試合となってしまいました。

高校野球 駒大苫小牧―早実、引き分け再試合 - goo ニュース

もう両校優勝でいいんじゃないの

まじめにスポーツをやったことのない私からすれば,「もう,どっちも優勝という実力はあるよ」として,両校優勝にしてあげてもいいのではと思います。
もちろん,両校選手にとっては,「我こそが優勝者である」という結論を出しタイであろう気持ちは十分分かりますし,ファンの多くも「ここまで来たら,どっちが勝つのか」を見届けたいという気持ちも十分分かります。第一,両校優勝では何となく後味が悪いような気もします。
ただ,高校ラグビーでは,平成元年(っていうか昭和64年)は,諸般の事情で両校優勝となりましたし,またそれ以外の年は,引き分けの場合はくじ引きで優勝を決めるというこれまた何とも後味の悪い決定方法がとられています。
また,高校サッカーでは,ご存じPKでけりを付けています。
いずれにしても,再試合というものはありません。

また,現実的な話,再試合は選手に対する負担が大きすぎます。特に,高校野球では,ほとんどの場合,ピッチャーが実質1人なので,そのピッチャーに対する負担がかなりかかってしまいます。しかも,既に何日も連投しているため,多くの選手は肩にかなりの負担をかけています。現に,甲子園に出たがために肩を壊してしまい,そこで野球生命をたたれてしまったという選手も結構いるようです。
こういう状況で再試合をしたら,ピッチャーの選手には相当酷な状況を押しつけざるを得ません。
もちろん,2番手3番手のピッチャーもいますが,特に決勝となると,やはり監督としてはエースをぶつけて行かざるを得ませんから,必然的に無理を強いることになります。
そう考えたとき,選手に負担をかける再試合は,教育目的もある高校野球の精神からしても得策とはいえないでしょう。

ここは,選手のことを第一に考え,「両校優勝」で幕を閉じようではありませんか。
あるいは,サッカーのPKのような制度を野球でも考えてみましょう。例えば「ホームラン競争」とかで決めるとかはどうでしょうか。

それはとにかく,駒大も早実も,「あっぱれ」シールを3つくらい貼りたいです。

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ロシアによる漁船拿捕,あいまいな領土問題はそろそろきっちりと

2006年08月20日 12時26分38秒 | 外交・海外情報
第31吉進丸がロシア警備艇に拿捕され,その際乗組員1名が死亡するという痛ましい事件が発生しました。
残る3名の乗組員も現在いわゆる「ムネオハウス」に拘束されているが,船長以外の2名は比較的早期に解放されるのではないかとの見方が広まっています。

死亡した船員の遺体、根室に戻る ロシア側「遺憾の意」 (朝日新聞) - goo ニュース

北方領土って日本の領土って言ってない?

今回の事件は,根室沖3.5キロ付近(歯舞諸島の手前)で発生しています。場所としてはロシアが自国の経済水域を主張しているために,当然領海侵犯に対して拿捕する権利があるとしている場所です。
これに対し,日本は「北方領土は日本固有の土地」を主張しているものの,現状ではロシアがすべて仕切っているため,経済水域などについては事実上ロシア側の主張を受け入れている状態にあります。
結果,この近辺の海域では,過去に何度となく威嚇射撃や拿捕という問題が発生してきていました。
今回,1人死亡するという衝撃的な結末であったために政府もようやく動き出したという感じがありますが,本来であればもっと早く経済水域の問題等について動くべきではなかったのでしょうか。誰かが死ななければ動かないという対応はあまりに後手後手過ぎます。

ところで,北方領土に限らず,日本は竹島や尖閣諸島など領土問題が残っています。そして,そこでもめる大きな理由は「経済水域」です。特に,尖閣諸島付近では,中国が領土と主張してガス田開発を進めてきています。
日本としても,そろそろ領土問題,しっかりとけりを付ける時期に来ているのではないでしょうか。もちろん,武力行使による決着は絶対にできません。また,話し合い自体は継続的に行われているようですが,解決のめどが立ちません。
とすると,やはり国際司法裁判所に提訴するという方法しかないといえます。
もちろん,相手の応訴が任意であるため,応訴しない可能性があること,また日本も敗訴リスクを負っていることなどもありますが,第2の吉進丸事件が起こらないようにすること,また近隣諸国とのまともな関係(対等な関係)を持つためにも,白黒つけるべき時期に来たといえるでしょう。
あとは,外務省の外交能力に期待するしかありませんが,今の外務省にはあまり期待はできないでしょう。

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