あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

さようならトリノ,でもまだあるぞトリノ

2006年02月27日 23時55分54秒 | オリンピック
2週間近くに及ぶトリノオリンピックも無事閉幕しました。

感動をありがとう。

世間では,メダルが少ないとか,盛り上がりに欠けたなどいろんな批判も聞こえてきますが,まずは「選手の皆様,お疲れ様でした。」と言いたいです。

また,荒川選手にかき消されてしまいましたが,アルペンスキーの皆川選手,わずか0.03秒差で惜しくも4位という結果に終わりました。メダルが取れれば50年ぶりの快挙だっただけに本当に悔しい結果だとは思いますが,逆に4位に入ったというのは大金星です。皆川選手,本当におめでとうございます\(^O^)/
しかし,岡崎選手の0.05秒差の4位といい,今回の0.03秒差といい,いったい100分の1秒って何,と言いたくなります。人間の目にははっきり言って差が分からないわけですから,もう同着でいいじゃないかあ,と思わずにはいられないのですが,やはり勝負の世界,白黒をつけざるを得ないのでしょうね。
しかし,こうなると,技術が進歩したら,さらに1000分の1秒までのタイムが計れるようになるわけで,そうなると,1000分の1秒差でメダルか否かが決まるなんてことになるのでしょうか。そうなると,「審判も神業」となるのでしょうね。

さらに,荒川選手のイナバウアーを始め,ミキティの4回転サルコー,愛子ちゃんの3Dエア,メロちゃんの名前が分からないすごい技など,点数にこだわる作戦よりも,自分のもてる技を出そうという選手がかなりいました。これに対して,「自己満足に過ぎない」という批判がありますが,私は「自己満足で十分。むしろ失敗を恐れずに,また自分の信じるものを出す場所がオリンピックである」と言いたいものです。私は,これらの選手に対し,尊敬の念を持っています。

ところで,今回のオリンピックでは,岡崎選手や村主選手の4位など,実は「メダル予備軍」は結構いたわけですし,他にも入賞者は多くの種目に及んでいるわけですから,決してふがいない成績であるとは言い切れないのでは,と思います。むしろ,選手は自分の持っている力を最大限に発揮していたと思います。
とはいえ,案の定今回のオリンピック惨敗の戦犯探しが始まりましたが,マスコミやジャーナリストがだいたい言うであろうことは「マスコミが煽りすぎた」,「施設や指導者不足」,「資金不足」,「強化体制が取れなかった」,「ユースが育たなかった」,「選考基準が甘かった」等という分かり切った話ばかりですから,あまり外野の私たちが真剣に聞かなくても大丈夫だと思います。

それよりも,皆様,忘れてはいけません。
来月には「パラリンピック」が始まります。これも,多くの感動や筋書きのないドラマが多数繰り広げられます。オリンピックほどの報道体制ではありませんが,是非とも注目しましょう。そして,選手にエールを送りましょう。

がんばれ,日本!!


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