じぶんの足でたつ、それが教養なんだ

「われこそは」と力まないで、じぶんの歩調でのんびりゆったり歩くのがちょうどいい。

人はみな、ヘロデになって…

2005-12-24 | 随想(essay)
 ここ何年もラジオの深夜放送を聞くともなしに聞いています。老年の悲哀ですね。  数日前のことでした。夜中の三時だったかのニュースで、夢うつつの耳にとどいたのは、徳島県阿南市に住む母親が二人の子ども(男児と女児)をダムの貯水池に放り投げて殺したという事件でした。いったいそんなことがあるのだろうか、とうつろに夢を見ているのだと思ったようでした。でも、ひとりずつ投げ込んだと自首してきた母親が語ったという . . . 本文を読む