ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ギターのサウンドと一体化しよう

2008-08-09 06:16:39 | Weblog
僕は、練習の時は、ストラト、本番は、フルアコとか、あり得ないんです。 サウンドは、フレーズと切っても切り話せないと思います。 たとえば、アコースティックギターで弾くのと、 フルアコで弾くのと、同じメロディーを弾いても, ちょっとしたフィルから、音の伸ばし方まで変わると思います。 たとえば、ストラトならば、サウンドに カントリーとか、ブルースとか、アメリカの乾いた空気感が 内包されていると、感じ . . . 本文を読む

期待の生まれるイントロ

2008-08-08 04:32:09 | Weblog
アルバムが始まるとき、 時代を作ったアルバムは、「これからスゴいことが始まる!」 そう言う予感を強く持って始まると思います。 ビートルズの「ア ハードデイズ ナイト」 ポリスの「ロクサーヌ」 ツエッペリンの「フォーロッタ ラヴ」 イントロから、新しい時代が始まるぐらい希望に満ちて、 フレッシュです。 ライブだって、アルバムだって、そういう始まる瞬間。 幕が開く瞬間、って、良い音楽は表現され . . . 本文を読む

今だからこそ、神聖な何かを

2008-08-08 04:26:05 | Weblog
たとえば、60年代、70年代というのは、 新しい音楽がどんどん生まれた時期でした。 その頃は、ジャンルが少なかった。 だから、新しいジャンルを作った。 レコーディングシステムもなかった。 だから、録音器具を工夫した。 音楽の方法論もなかった。 だから、色んな方法論を模索した。 色んなことを自分で発明していたわけです。 その後、現在、ネットが発達して、情報量が、400倍になったそうです。 . . . 本文を読む

自分で探すロマン

2008-08-08 04:05:00 | Weblog
フレットボードに、何が隠れているか、自分で探そう。 12キーのメジャースケール。 そのポジションでのダイアトニックコードのアルペジオ。 そのポジションでのペンタトニック。 ギターのフレットボードは、住宅地図みたいなものです。 小学生のように近所を探検して、 裏道を発見してみてください。 資料にすれば、何冊にもなることも 探検をすれば、どんどん自分のものになって行くはずです。 . . . 本文を読む

テンパることは、良いことだ

2008-08-07 11:20:29 | Weblog
なぜ、テンパっちゃうのか、考えましょう。 それは、自分への期待が高くて、 それをもう一人の自分が、実現してくれそうにないから、 が、主な理由だと思います。 だから、自分のハードルが高いことは、 むしろ、喜ぶべきではないでしょうか? だから、事前に用意周到に準備しましょう。 リラックスは、心の余裕から生まれます。 ******** また、余分な力を抜いて、リラックスした状態で 練習することも . . . 本文を読む

練習のつもりで、は、ありえない

2008-08-07 11:07:55 | Weblog
「その日は、まず、練習のつもりで」とか 言う人が居るけど、そういうライブは、ありえない。 基本的にしてはいけないと思います。 そう言う日に限って、 普段会わない久しぶりの知り合いが来たり、 「期待してます」って挨拶されたり。 だから、準備を最大限に。 気持ちだけでも、いつも晴れ舞台のつもりで。 期待以上の結果を出すことで、 聴衆との関係がさらに深まると思うのです。 セッションもいいけど、セ . . . 本文を読む

なぜ、その場でそれをする意味があるのか?

2008-08-07 10:42:08 | Weblog
なぜ、その場で、それをする意味があるのか、 じっくり考えましょう。 僕は、最近、コンサートやライブをする時に それをすごく考えます。 僕が、歌の伴奏をする。 僕でなければいけない理由は? 自分のバンド、Okamoto Islandが演奏する曲の選曲。 その選曲に意図は? 言葉にならなくても、どうしてもそこで、それをしなきゃいけない 理由が、強ければ強いほど、ライブや作品として良いものにな . . . 本文を読む

左手のピッキングする位置

2008-08-06 01:32:24 | Weblog
左手のピッキングする位置によっても、音色は、違って来ます。 . . . 本文を読む

アンサンブル能力

2008-08-05 06:36:13 | Weblog
アンサンブル能力を高める練習法は、 色々あると思います。 テンポを安定させる方法として、 1)非常に細かく、裏拍でメトロノームを取る。 2)ゆっくりしたメトロノームを鳴らし、早いフレーズを練習する。 どちらも有効だと思いますが、 実際の演奏は、微妙な調節力に関わってくると思います。 つまり、サッカーとかで例えれば, 等間隔に打った杭を巧みにドリブルして シュートする時間を計る練習と 相手とパ . . . 本文を読む

うちのプロ指向の若者諸君

2008-08-05 06:21:46 | Weblog
ぼちぼち、目標を上方修正しましょうか。 とりわけ、うちに来て、1年ぐらいの君たち。 よくがんばりました。偉い。 そうは、このように上手くならんぞ、という伸び方だと思います。 そのうち何人かは、すがるような気持ちでうちに来てて、 精神状態も相当しんどかっただろうと思います。 偉い。よくがんばりました。 今回の発表会でも、良い演奏をしてくれると信じています。 さて、そう言う訳で、一山超えて . . . 本文を読む

まずは、リラックス

2008-08-05 01:04:37 | Weblog
上手く弾けないとき、小さい音で滑らかに弾く練習をしましょう。 そうすることで、引っかかったところが、改善されます。 演奏の基本は、リラックスではないかと思います。 リラックスと集中をそう弾くことで、学べると思います。 . . . 本文を読む

アマチュアでいる喜び

2008-08-05 00:59:39 | Weblog
50代、生徒の皆さん。 いつも、偉そうなことばかり、 ここに書いて申し訳ないです。 まあ、立場上もあるし、お許し下さい。 さて、最近は、50代おじさまギタリストの活躍が素晴らしい。 仕事をちゃんとしてるか、心配してます。(笑) この調子、継続は力です。 社会人には、色々と忙しいこともあり、 何かと中断しがちでしょうが、 是非、思い出したら続けましょう。 ギター上達のコツは、ギターをケースに . . . 本文を読む

終わり方を考えよう

2008-08-04 12:46:36 | Weblog
フレーズを始めることは出来ても、 曲を始めることは出来ても、 ちゃんと、曲をどう終わらせるか? また、始めたフレーズが、ちゃんと、1小節で終わるか? 2小節で、終わるか?とか、 コントロールすることは、なかなか出来ません。 だから、終止するフレーズ小節をたくさん作ってみよう。 終止する2小節をたくさん作ってみよう。 . . . 本文を読む

嘘をつかないこと

2008-08-04 08:10:46 | Weblog
「継続は力なり」とは、言いますが、 努力の末、辿り着いたゴールが、幸せなものか?(笑) さて、それについては、 鍵は、自分に嘘をつかないことです。 「人が、こう言うから」でなく、 「自分は、どうしたいのか?」 本当の、本当に思っている自分の気持ちを ごまかさないようにしましょう。 着いたゴールが、自分の本当に欲しいものである為には、 すごく大事だと思います。 . . . 本文を読む

創造力ということ

2008-08-04 08:02:25 | Weblog
僕も、今、来年作るだろう アルバムの準備に忙しいのですが、 創造力というのを発揮するのは、 ほとんどが、失敗、あるいは無駄の積み重ねと言っていい。 それを理解して、 やはり継続は力なりと信じてやって欲しいです。 いや、継続しか力はありえない。(笑) 大なり小なり、一人の力は、限られている。 世界一足の速い人が一日走るより、 結局、毎日、ちょっとづつでも歩いた人が、 世界一周するように。 . . . 本文を読む