ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

京都でアマチュアセッション主催の友人が

2022-11-09 04:11:47 | Weblog

京都でアマチュアセッション主催の友人が、遊びにきてくれた。

サックスの圓城敏之さん。ピアノの安見栄里子さん。
お二人とも、毎月最初の土曜日は、京都北山のビーセブン。
同じく毎月第2週の土曜日は、伏見のアンソニアカフェ。
ここで、ホストバンドを務めている。

今日は、色々な話が聞けて良かった。月に2回ホストバンドをやり(安見さんは3回!)、
それで自分たちのライブもやり、と言うなら、それは立派な活動をされていると思います。

僕がギターを弾き始めて45年。
僕が10代から20代前半の頃のジャズ、フュージョンのインストシーンの大流行は落ち着き、
今のジャズは先鋭的な音楽の場所というより、もっと広く音楽をする人々の
基本的な「嗜み(たしなみ)」になってきたと思います。

ジャズは、クラシックやブルースと同じものに変化してきたように思っています。
ジャンルとして一時期の元気は無いものの、ジャズストリートのようなイベントは
盛況ですし、セッション大会も多く開催されるようになってきました。
それを支えるのは多くのアマチュア愛好家です。

そう言う意味で今は「アマチュアの時代」と呼べると思います。

シーンとかコミュニティーは、その土地の生きた文化そのもので、
そこが新しい音楽を生み出したり、フレッシュな音楽家を生み出してくれれば、嬉しい。
そう思うようになって久しく、自分のアーティスト活動と切り離して、
そういう活動を応援したいと言う気持ちが強くなりました。

楽器を誰かと一緒に奏でると言うことは、言葉を超えて、
人となりとか性格まで、数分で理解が深まる。楽器はコミュニケーションツールでもあると思います。
アドリブ、インプロヴィゼーションがある時は、なおさら。

ホストバンドは、自由で幸せを伝播する源であってほしいとの思いから、
色々と話が広がりました。

また、若い人、昔若かった人、色々連れてセッションに伺いたいと思います。






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