ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

プロを目指していると言うことは?

2008-11-07 08:58:27 | Weblog
プロのギタリストを目指していると言う時、
あなたは、なぜ、プロになりたいんでしょう?
どんなプロになるんでしょう?
何をプロになって、表現するんでしょう?
なぜ、プロになる必要があるんでしょう?

そういうことは、きちんと自分に問うべきです。

僕も、20代の頃、バーでジャズを演奏してみないか、
言われ、初めてお金をもらった時は、嬉しかった。
知り合いの知り合いに頼まれて、結婚式で当時の流行歌とか
何曲か演奏して、お金をもらったり、それは嬉しかった。
それが、増えて生活出来るようになれば、それはそれでプロなんですけど。

僕自身は、それを人生の中心に、据えるのには、抵抗がありましたね。
それがなにだかわからなかったけど、漠然と
「自分が音楽をして、誰かが、みんなが最高に感動する」
そういうイメージを持ってました。

生活のため、お金の為に音楽をやるというのは、プロなんです。


しかし、誰が、どんなふうに、どんなジャンルでやろうとも、
世界最高にかっこいい音楽は、最高にかっこいい音楽でしかない。

「音楽家である」ことは、昨日より断然かっこ良く演奏し、
「世界で一番かっこいい音楽を目指すこと」に、他ならないのであります。
それは、アマチュアであろうが、プロであろうが、関係ない。
初心者であろうが、上級者であろうが関係ない。
それを忘れずに。


それでも、なお、プロを目指すなら、目標は、明確に。
そして、忘れないこと。



そして、「僕は、プロを目指しています!」と公言することをお勧めします。







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