ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

音色、ピッキング、アーティキュレーション

2009-12-29 18:01:41 | Weblog
僕は、ギターを弾くと言う事に様々な要素が絡んできていると思います。

たとえば、スティーヴィー=レイヴォーンのように弾きたい、と言うとき。

1)音色を作る要素(機材面)
楽器、アンプ、エフェクターの選択とセッティング、ピック(形状、材質)

2)弾き方の要素
ピックの当て方、アーティキュレーション、リズムセンス

僕は、演奏する事と機材のセッティングを研究する事は、セットで考える事にしています。
良い音色で演奏するということは、ギターを弾く技術そのものにも、
非常に考えるべき要素が多いと思います。

だから、セッティングを研究しながら、練習するということになって来ると思います。
特にストラトキャスターなどフェンダー系のギターは、非常に音色の自由度が高いので、
セッティングの研究は重要だと思います。

さて、ですので、自分のアイドルのギタリストと同じ機材を使ってみると言うのは、
手っ取り早い選択だと思います。
その機材を使ってしまえば、あとは、自分のウデとセッティングになるわけで。

だから、レイヴォーンの音を出したくてたまらないのに、
「ジャズも出来るから」とセミアコを買うようなことは、
本当は欲しいものへの遠回りだと思っています。

そういう意味では、好きな人が持っているのと同じギターを買って
悦に入るというのは、案外間違ってないと思います。
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