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岡本茂のひとりごと
映画「きみはいい子」
7月8日(水) 映画「きみはいい子」
先日、梅田へ出かける用件があったので時間を作って久しぶりに映画を観てきました。
上映館は梅田ロフトの地下にあるテアトル梅田。小さな映画館ですが、ロフトにこんな映画館があったのは知りませんでした。
観た映画は「きみはいい子」。原作は坪田譲二文学賞を受賞した中脇初枝の同名小説(ポプラ社刊)の映画化です。
17時まで帰ってくるなと言われ校庭でひとりたたずむ児童、娘に手を挙げてしまう母親、認知症高齢者と自閉症の児童との交流などを織り交ぜながらストリーが展開していきます。
親から虐待された経験があり、我が子を可愛いと思えずに手を挙げてしまう若い母親を朝ドラに出ていた尾名真千子が演じています。
虐待に心を閉ざされ「いい子になるにはどうしたいいのですか?」と大人に語りかける子どもの言葉に思わず胸が詰まりました。
重いテーマですが、子どもの目線から子どもに寄り添う視線が映画からも伝わってきます。
子どもに関わるみなさんにおすすめの映画です。
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