面白かった。本当に垣谷美雨さんのハズレないな。同年代ということもあるのだろうけど。
姻族関係終了届ってあるんだ。今の私なら、もう、何があっても、そういう届は、出さないだろうな。でも、40代くらいまでなら、それとも、今でも子どもが居なかったら、今の年でも出すかも。
友だちが読んでたなと彼女のブログを読み返した。彼女の感想は、自分が夏葉子なら出さないだろうなって。イヤイヤ。あれくらいの監視って。あれくらいかもしれないけど、結構キツいと私は思う。力関係でいうと、夏葉子もそう思ってたみたいだけど、両親もまだ70代。自分も40代なら、まだまだ、両親の方が優勢。こんな言い方変だけどね。そう、ただ、つぶしてもいい人間なんだよ。庇護の対象じゃない上に、ただ、自分に都合のいい人間。だから、自分に都合よく物事を運ぼうとする。考える時間もたっぷりあるしね。
どうして、今の私なら出さないだろうなというと、先ず、私には、子どもがいる。子どもたちの祖父母だから。そこは、無視できない。子どもがいなければ、婚姻関係終了の届を出さなければ、当然のように、私にかかってくるだろう。義弟の嫁は、全く関わろうとしないだろう。それは、今でも、覚悟してるから。私と、連れ合いと義弟の3人で義父母を見なければならないと覚悟してるけど、連れ合いが抜けたら、その上、私に子どもがいなければ、勘弁してほしい。
財産?財産とよべるほどのものはないけど、少しある財産は、その場合、義弟に全て行くだろう。私は、口出しするつもりはないけど、連れ合いは、自分が長男だから自分の方にたくさんもらえるものと思っていた時期があった。昔の慣習なら、墓や仏壇を守るからとそうだったろう。でも、そんなこと考えない方がいいと何度も言ったから、少し、違う考え方もあるとわかってきたみたい。私の勘では、義父母は義弟の方を心配してる。事情があり、40代で転職したので、そんなに給料もよくないから。多分、義弟の老後が成り立つようにと考えてると思う。それは、それで親として当然だと思う。だからといって、連れ合いがいるのなら、私は、助力は惜しまない。私がメインでしなければならないとしても、覚悟してる。
でも、40代で連れ合いがいなくなったら、あるいは、子どもがいなければ、勘弁してほしいかな。
私たちが50代後半になって、お互いの両親も80代になって、今の年になると、思うのが、親たちが気弱になってきた。私たちも、子どもたちが巣立ち、余裕が出てきた。今なら、しゃーないなと引き受けてしまうだろうな。それでも、いろいろ、公的援助をできるだけ調べて、自分が潰れないようにだけど。ある程度、プレッシャーに対抗できるだけの図々しさもできてきたからね。