幸福感

2012-04-06 01:27:27 | 家族
アランの「幸福論」を一読されることをお勧めします。
人間、半世紀も生きていると、確かに苦難や困難がほとんどだったと思います。
しかしながら、数回でも「ああ、このまま死んでもいい」と感じるような幸福感
を味わったことも事実です。
そのわずかな幸福感を求めるために、日々、懸命に働くのだと・・・・
小生の生きてきた時代は、金銭がすべての尺度でありました。
これも真実です。
逆説的に言えば、今は実質的な幸福を求め得る時代だと思います。
お金なんて、所詮、人為的な取り決めに過ぎないのです。
そんなものに振り回されてきた半生に寂しさも感じます。

今は掛け替えのないものを授けてもらい、感謝の毎日を送っています。
「ああ、このまま生きき続けたい」と、
あえて誰に感謝するのかと言うのであれば、ご先祖様としか言いようがありません。

人ひとりに与えられた時間なんて宇宙から見れば、ほんの一瞬間です。
その一瞬間を皆懸命に生きて人間社会は成立しています。
できるならば、生まれたてのピュアな精神のまま、この人生を全うしたいと
考える次第であります。
一番大切なものは「生命」のほかありませぬ。

今夜も気の置けない仲間たちと美酒を酌み交わしながら、これもひとつの「幸福感」
に浸りました。仲間たちに「アリガトウ」「アリガトウ」と繰り返し心中で唱えながら談笑
していました。

ほんとうに「ドモアリガト、ミスター達」!



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