四十九日

2010-07-27 23:50:30 | 動物
タロウがこの世を去って7週間
なかなかブログに手が付けられずにいました。

つらつら考えるに、命というものの儚さ
命というものの「温もり」を反芻しているところで
ございます。

彼を抱いたときの僕の体温と彼の体温が入り混じり
ゆっくりと平衡してゆき・・遂には同じ体温と皮膚感覚
に溶け合って一つになること、それこそが愛というものの
真理なのかもしれません。

その瞬間は刹那であっても永遠の時間が存在し、
谷川俊太郎氏の言う「二十億光年」という表現にしても
決して物理的な時間ではなく・・この精神的なふれあいの
瞬間を言いたかったのではないかとも思うのです。
[Two Billion Light-Years of Solitude]

画像はタロウのクリスタルの墓標
「スウェーデン製 マッツ・ジョナサン(MATS JONASSON」)
です。