そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

台湾は規制値の200倍緩い日本のイチゴを輸入禁止にしていた

2019-05-17 | 農業と食

日本は世界で一番安全と思っている方々に農産物はそうでないと警告したい。上のグラフは単に面積当たり2010年の投与量であるが(日本の資料だけ2009年)、圧倒的に日本は世界一なのである。農薬とは、殺虫剤、除菌剤、除草剤であるが、特定の農薬に限って異なるデータもなくはないが、日本は全体としては圧倒的に世界一なのである。
2年ほど前に日本のイチゴが、台湾の規制値を超えた殺虫剤のピメトロジンが検出され、輸入が禁止されていた。規制値は日本の200分の一であるがこれを上回ったとのことである。台湾では2009年にも、青森のリンゴから殺菌剤のトリフロキシトロンが検出され輸入停止になっている。
農薬が規制値以下であれば安全であるとするのは、消費者を守っているように見えても、本来はなかった物質を生産性のために使用していることを認識するなら、安全基準などないに等しい。農薬や保存薬とはそうしたものである。
日本は緯度が低く日光量が豊富で、降水量も高く植物の炭酸異化作用は世界でも高い地域なのである。労働生産性が低いように見るえるのは、耕作地が狭いためである。大量生産を掲げる日本の農政が、大量の農薬を求めるようになったのである。さらには農産物輸出の大号令で、見た目にばかり捕らわれるような、味を前提にしたような”商品”に祀り上げるから、高農薬投与の生産物ばかりになるのである。
国連は小農・家族型農業が世界を救うとキャンペーンの最中である。日本は署名していない。日本農政は日本の風土を無視した農業政策のため、大量の農薬が必要になるのである。

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10 コメント

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フクシマの放射能とWTO (宗純)
2019-05-20 12:02:37
韓国の場合は福島県周辺の8県ン水産物の輸入禁止だが、
台湾は、2011年の東京電力福島第1原発事故直後から福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県産の(水産物だけではなく)全ての食品輸入を輸入禁止にしているのですが、・・・
これは日本が2011年3月11日にフクシマの核事故での非常時底宣言で規制値を事実上撤廃したことが原因だった。
Unknown (Unknown)
2019-05-20 16:24:38

・使われる農薬の性質や残留の基準、残留の具合といった事への言及が一切ないね



・日本では禁止されているポストハーベスト農薬とかはこのグラフには含まれてなかったりしてな



・そもそもそんなの律儀に報告するの日本くらいだろ



・日本 →作物によって使える農薬決め農薬使用後、期間を開けて収穫

 中国 →どの農薬をいつ使おうが関係なく収穫



・昔と違ってきつい農薬を禁止にして、弱い農薬を複数回使ってるからじゃないの。
 一部を除いて、今の農薬ではそうそうタヒねない。



・癌患者の数ってのはぶっちゃけ検査の精度で決まっちゃうんだよね

 より進んだ医療検査技術を持った日本の方が癌患者を発見してしまう率が高まるのは当然の事



・50年前とか、まだ知識が浅い頃は布団にダニが要るからと農薬を布団に撒いたりしてるのが居た 
 今じゃ考えられないけどその布団で寝てた今のジジイとか凄い元気に生きてる



・朝日新聞と一緒で嘘しか言わないんだな残留農薬が怖いんだよ



・18.78kg/haってことは、1反歩あたり1.878kgか。1kg粒剤と500mlの液剤の他もう一つ二つ撒いたらそれくらいか。でもヘリコプターで撒くやつは同じ薬剤でも軽くする為に濃くしてあるんじゃなかったっけ。1kg粒剤は小規模農家が手で撒きやすいように不純物で敢えてかさ増ししてると思ったんだけど違うかな?



・農薬の使用量って、弱い農薬だから散布量が多くなるんじゃね?



・しかもアメリカからの輸入品にはポストハーベスト  レモンやグレープフルーツもアメリカ産はヤバイ アメリカ産の牛肉はBSE検査しなくなったから。



・回数で言ったら可能性はある。 大陸とは希釈が違うはず。



・日本では危険と判断され禁止となった農薬が大陸で使われてる。



実質本当に日本の農薬使用量が世界一だったのでしょうか?
Unknown (Unknown)
2019-05-20 16:25:50
中国の緑豆春雨は春雨の白さを出すために漂白剤を入れている。

ちなみに日本国内で売られている緑豆春雨は100%中国産だそうです。

中国では地域行政と工場はグルになっているので、ろくに指導もできませんし、

本当の数字はグラフには表れません。

崩壊する農村から見れば食の倫理なんてたいした問題ではないのかもしれない。

偽装表示なんかで騒いでいる日本が馬鹿らしく感じてしまった。(コメント欄より参照)



農村で子どもの白血病患者が急増、環境悪化や食品汚染が原因か―中国



この中国を差し置いて日本が世界一だった…??



https://farmmanagement.info/3i.html と

http://matsu-farm.com/tokei/より

全部紹介したいのですが長くなるので適当にまとめさせていただきますm(_ _ )m



ところがこの統計にはトリックがあるというのです。
Unknown (Unknown)
2019-05-20 16:27:26
ここでの使用量というのは

全ての農薬使用量を全作物の栽培面積で割った単純な単位面積あたりの農薬使用量

を言います。



農薬を使用する量は作物によって違いがあります。



例えば、大豆や小麦、ジャガイモなどはあまり農薬の量を使う必要がありません。農薬をあまり使わなくても病虫害に襲われることがないため、結果的に農薬をあまり使わなくてもいいのです。



そのうえ、これらの作物は、広大な土地を活用して栽培しています。

そのため、小麦などを大規模な農園で作るのを得意としている国は、単位面積の農薬量は少ないことになります。アメリカなど、こうした作物を大量に栽培しているところでは、面積あたりで使用する農薬の量が少なくなるため、農薬使用量の数値も低くなります。



あまり農薬を使わなくても栽培ができる小麦、大豆、ジャガイモを大面積でやっているような国は、単位面積でみれば使用量は少なくなります。大きな国土を持っているアメリカやフランスなどは、こうした国土の広さを生かした農業を得意としています。



日本のように国土の面積が狭い国では、作物は広大な土地で栽培されていませんし、むしろ、狭い面積で集約的に栽培されている場合が多いです。このような場合、ハウスで栽培していることがほとんどで、キュウリ、トマト、なす、いちごなど比較的農薬の使用量が多いのもたくさんあります。



小さな面積で多くの人口をかかえている日本。

いかにしてたくさんの収穫量をあげることができるのか。



日本で栽培されている作物は農薬が必要な種類が多いということ。

農薬使用量を単に面積で割って計算されているだけなので、広大な土地で栽培している小麦などは

作物は面積あたりの使用量が少なくてすむということ。



また、作物によって違うのに、そこが考慮されていないたんなる平均値でしかありません。

統計では、日本は単位面積での農薬使用量はフランスの4倍ほどになっています。

しかし、ブドウだけで見てみると、1ヘクタールで見た場合の農薬量は、日本は30.9㎏であるのに対し、フランスではなんと倍の61.8㎏という結果になっています。





>



この結果から、日本の農薬使用量が多いとは必ずしもいえないことが分かります。

このように日本では、農薬の使用量が多いように見られます。

しかし実際は、作物によって農薬の使用量が全く異なります。そのためこの統計では、単純に面積あたりの農薬量としか見ることができないことになります。



統計はただの平均値です。

もし、ブドウばかり栽培している国だったら農薬の使用量はとても少ない統計がでたかもしれません!?

食習慣や栽培する作物、使用する農薬、総合して統計をとらないとわからないことが多く、

日本は農薬使用量が多いから危険だ!との結論を出すのは尚早かもしれません。



まずは感謝して食べましょう。
匿名さんへ (そりゃないよ獣医さん)
2019-05-20 18:44:51
下の3つのコメントは同一人物かと思われますが、大変参考になることを書かれています。
多くは反論できませんが、私が酪農に関して述べるなら、牧草にニュージーランドでは肥料も農薬も何一つ播いていませんよ。日本では、上からの強い指導があってかなり大量に播かれています。
主に窒素肥料ですが、日光量を無視した散布基準の上限が示されそれに沿って播くことになります。。

その指導は、ここまではいいというものです。学者たちが安全の上限を示します。デントコーンですら、日本では大量の農薬が散布されています。そう考えると、やっぱりおかしいと思います。
矢張りおかしいですよ。
平均で言えばやっぱり大量に使用されていると考えるべきだと思います。
Unknown (りんご農家)
2019-05-20 23:39:32
今は使えない発ガン性がある農薬を昔は使ってて、散布中は農家もガンガン浴びるんですよ。
出来たりんごは毎日食べる。
そんなうちのおじいちゃんは胃がんで亡くなりました。
18歳から農家をして、87歳で。
農薬を減らせればもっと長生きしていたかもしれません。
そんな農薬を使いまくったりんごを食べなければ、もっと長生きしていたかもしれない。
87歳しか生きられなかったんだもの。

当事者が87歳まで生きてるし、そんな農家がゴロゴロいるのを見ると、
発ガン性に関してはうーんって思うんだ。

そしてこれは面積辺りね。
もう説明は他の人もたくさんしてる。
木村さんとも知り合いだけど、無農薬はやらない方が良いって公言してる。
りんごはそんな高く販売してないけど、農薬や肥料にコスト意識を持ってる立派な経営者です。
権威ベースでのみ語ることは誤りである (あらいやすまさ)
2019-05-24 21:18:46
投稿の説明は説得力が弱いとおもう。単に農薬使用量といっても
比較のベースが同じであるかが問われる。
農薬の化学クラス(薬効価単位、薬効半減期、安全限度(量/時間・人)・(安全限度量・時間)について、
データ集積管理の質(調査の質)が説明ではまったくない。国連のグラフというだけで、「葵の御紋」で問答無用という説明レベルである。
とくに、論の前提が農薬は悪という先入観でスタートしているところが気になる。 基本を問わすに、みんなが言っている式の常識レベルからそろそろ脱却すべきであろう。 基本は理科の基本(つまり科学)を踏んで論議がなされなければならないといっておく。
あらいやすまさ様 (そりゃないよ獣医さん)
2019-05-25 08:50:16
おっしゃられる通りです。
個別の作物の問題はあるとしても、農薬の必要性は本来あるべきではないのです。しかもそれは、行政主導学者指導が基盤になってます。
基本的な考えは、上限を決めてここまでは大丈夫という「安全基準」が示されて、農民は使用するのです。それが価格に反映さるため、使わざるを得ないのです。
なくていいという考え方は封殺される。
Unknown (Unknown)
2019-05-26 19:37:34
残留農薬が規制値超えたから台湾に輸出できなくなったのは事実だからな
Unknown (Unknown)
2019-06-30 09:23:57
そうですかデーターを見ると農薬大国ですね、それなのに野菜果物は 無農薬と言う言葉が目に付きますがデーターより少ない量を使えばそのような無農薬と言えるのですか、そこまでは健康にさし使い無いですかね。

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