そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

舛添はなぜ辞めなければならないのか

2016-06-14 | 地方自治
メディアはどこも舛添バッシングでもちきりである。舛添は何をしたか?どこかに口利きをして賄賂を貰ったり、金銭の授受を行ったのであろうか?誰かを貶めたのであろうか?
確かに報道されている内容は批評にも値しない、ケチとかチンケとか言われる極めてレベルの低い話ばかりである。自らが選んだ、第三者の弁護士の言葉の通り、「不適切であろうが違法でない」程度のことばかりである。主に政治資金として計上していた中に家族や仕様のものが数多くあったということである。先日も触れたが、全くくだらない事がましである。東京都民はこのような人物を選んだのである。都民にも責任がある。安倍晋三は自らの信条に近いとこを蹴って舛添を私選した責任もある。
それより彼が居座り続けるのは、この程度のことはみんなやっているという認識が彼自身にあるに違いない。国会議員なら政務費の中に、この程度のことは数限りなくあるはずである。
舛添をいくら叩いても、政治と金の本質は何ら変わることがない。日本では金の入りを極めて厳しく規制はするが、出については極めて寛容である。政治家が、「これは政治活動である」と言えば通ることばかりなのである。政治資金の使い方を規制しなければ、こうしたことは引き続き起きる。政党助成金という、国家が政党を支援してはならにと憲法に規定されていながら、国が政党に金を出すようにした。それは議員たちが贈収賄などに走るのを抑えるのが目的であった。確かに一定の効果はあったかもしれないが、政党が金を持ち議員を支配するようになったし、12月に政党の烏合集散が頻繁に起きるようになった。舛添や小沢のように金を懐にトンずらするものでてくる。
政務費をはじめとする政治資金の使用目的はいまだに主観的な内容の説明で終始する。失笑をかうような舛添の説明が、他の場所では通っている。違法でないからである。
今時舛添を辞任に追い込んでも意味がない。今回の騒動は甘利明のような真正の政治悪を放免させるための猿芝居である


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2 コメント

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Unknown (タンケ)
2016-06-15 08:30:39
どれほども騙されても痛めつけられても、なおもジミンコーメーや同類項政党や議員らに投票する多くの有権者らにも問題や責任はある。彼らの正体を知らず、また、その提灯持ちの商業マスメデイアの正体を知らない思わない限り、この国の政治含む社会の実態など到底判らず良くなりもしない。我々庶民の生殺与奪は権力握った「ならず者」らが決め支配しているというのが事実だ。政官財からケーサツ検察司法まで癒着結託して不正不誠実を為しているのがこの日本なのである。

TPP、戦争法、税金、パナマ文書、アマリ醜聞等々、マスゾエ詐欺事件を上回る様々な巨大不正や悪事はならず者らによるスピンコントロール(情報操作隠蔽)で隠され蓋をされたままだ。マスゾエも当然それを知りながら、叩かれ役と三文芝居を延々と続けているということなのだろう。
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Unknown (きなこ)
2016-06-15 18:36:39
舛添さんはかつて安倍さん?自民党?を批判して離党したそうですね?
その後、知事選では安倍さんが不本意ながら舛添さんを応援しましたが、舛添さんは、安倍さんのイエスマンではない、別意見のできる人だったのではないかと思います。
そういう人が、権力のある東京都知事についている、というのは、安倍さんにはうっとうしかったでしょうが、国としてバランス的に、良いのではないかと思っていたのですが。。。

舛添さんが辞められて、安倍さんのイエスマンが東京都知事についたりしたら、言論統制など、弱いものに対してどんな人権無視の都政になるか、怖いですね。

大阪は、橋下によって府庁や市役所の職員に箝口令が敷かれたり、密告制度ができたり、報道機関に対しては、知事や市長(橋下ですが)自身が、SNSで記者や新聞社を攻撃して、結果取り巻きが動員されて集団攻撃したり、言論弾圧は実際に経験したことです。

今、おおっぴらに得意げに舛添知事の悪口を言っている都庁職員や都民たちは、幸せですが、
調子に乗って、大バカなコトをやらかしてはいないか、
調子に乗せたのは実は舛添さんを嫌う安倍政権の思惑がありはしないか、
心配ですね。
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