田舎にいて最も厄介なのが、行政にたてついたり組織に物申すときって浴びせられる言葉が、「ヨーサントー」である。彼らにとって卑語なのである。特に安倍晋三がはっきりとあらゆることを否定する言葉として、「キョーサントー」という言葉を使う。安倍晋三の幼児性の一端を示している。戦前は、「アカ」とも言われたがこれを京都市長選挙で、立憲・国民・社会民主党が自民党と組んで推す候補側が新聞広告として出したのにはいささか驚いた。
福井県の昨年の参議院選挙で共産党候補を推す立憲民主党の枝野代表に安倍晋三が、「共産党に投票するように勧めるのか」と言ったことが残っている。安倍晋三は信じられないといった表情をしていた。戦前の思想そのものを引きずっている。いまだ脱却できないともいえる。
終戦新たな憲法の下での論議をすることや、思想信条の自由が、彼らの中ではいまだにできないままなのである。
京都は戦前から共産党が活躍したところである。そこで、思想信条の自由をハナから否定するこの新聞広告は、それではこの人物が当選した場合にはどうなうなるのか思うととそら恐ろしい。
選挙広告に虚偽記載があったわけで、かどかわ候補はもちろん、京都新聞にも公職選挙法違反の疑いが出てきます。さらに自公は当然、推薦に相乗りした立憲、国民、社民も責任が問われます。
なお私の住む神奈川県。県議会では共産党であることを理由にナンクセをつけ議会から締め出す動きもありました。
共産党が卑語である状況は、地方だけではありません。
https://withnews.jp/article/f0160601001qq000000000000000G00110701qq000013460A
そんな時になんか一言物言うと「共産党のごたる」と周りの大人によく言われたものだ。
若い私はその共産党がどんなものか全く知らなかったがテレビのニュースで彼らが話す一言一句には正しい言葉しかなかった。
過去には暴力闘争の党是もあったと聞くが彼らがテロや戦争への道筋をつけた話はきかない。
日本人の身体のなかには赤穂事件を賛美したり倒幕による内戦の士族を英雄視する空気だけは醸成してしまった。ここでの暴力の実体は肯定されているのに思想闘争に暴力の肯定を言っただけで忌み嫌うとはどういう事なのだろう。
その後の大規模戦争での敗因を整理しきれていない日本人には声高に民主主義を叫ぶ共産党と旧ソ連の独裁的社会主義の影をだぶらせているのだろうか?
物事を理路整然と批判されると「キョウサントーのごたる」と言えば相手は黙る。なんか恐ろしかね。