そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

北方領土問題は決着したのに誰も騒がない

2019-04-26 | 北方領土
翻心外務大臣河野太郎は、2019年版外交青書から、2018年版にはあった「北方四島は日本に帰属する」との表現が消えたと報告した。日本はこれまでの主張を取り下げたのである。
これはプーチンに執拗に指摘されて、安倍晋三が折れたのである。正確な表現疎すれば、安倍晋三はプーチンに手も足も出なかったのである。これまで本ブログで何度も書き続けている通りの結果である。
プーチンと安倍の宣言は正しい。「北方領土は我々の世代で解決する」ということであるが、その通りになった。もうこれ以上は動くことがない。プーチンは見事に我々の世代で解決したのである。おまけに3000億円の追い金をつけての、北方領土の決着である。
プーチンはまずは平和条約を締結しようと公の場で唐突に提案、カマかけられた安倍は動転して言葉も出なかった。25回もの会談でプーチンに安倍の底の浅さを見透かされたのである。
2018年の、「未来志向の発想により、平和条約の締結を実現する」の文言は、「問題を解決して平和条約を締結」するとの表現に変わった。解決する問題は北方領土でなかったか。その問題は安倍によって日本は放棄した。
これほどの外交の失態は他の国にはないだろうし、あれば大騒ぎになるだろうが、日本ではだれも騒がない。

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