路の途中

35歳からジョギングを始め、今もゴールを目指してさまよい続ける市民ランナーの記録。

失速 つくば完走記

2009年11月23日 07時19分25秒 | Weblog
・6時半、南越谷でBowstringさんと待ち合わせ。なのに、5時半に目覚ましで目が覚めた。最寄りの東武線駅まで徒歩25分。尋常な手段では間に合わない?
 私としては奇跡的に「前日に準備」をしていたため起床後30分程で自宅を出発することが出来た。(16日間続いていた早朝トレーニング記録は途絶えてしまったが)
 駅まで約2㎞ジョグ。とても寒い朝のはずだが、うっすらと汗をかき飛び込んだ電車の中でTシャツ1枚になる。
 待ち合わせの数分前に到着し、コンビニで買ったおにぎりを食べながら無事に武蔵野線に乗り込んだ。
 会場には余裕の1時間半前に到着。ハーフタイツにTシャツ+ランシャツ。スタート時はゴミ袋ドレスをかぶり、体調的にも天候的にもまずまずの調子。
 スターターの丸山弁護士のトークを聞きながら準備。(筑波大学の建物の中のトイレに2回程お世話になる。今回は仮設トイレには1度も入らなかった。)
 スタートロスはどれぐらいだか分らないが、比較的順調にスタート。
0~5㎞(25分37秒)
 キロ5分ペースで行く予定だったので、スタート直後の混雑を考えればまずまず。このままキープして後半追い上げようと思っていた。体調は上々。
5~10㎞(24分30秒)
 一緒に来たBowstringさんは先に行ってしまったが、速過ぎもしない、遅過ぎもしない。3時間半切りには絶妙なペースに思えた。
10~15㎞(24分37秒)
 この辺りでマエゾーさんに抜かされる。沿道のモコさんに応援して貰う。スピードを上げたくなるのをじっと我慢し後半勝負に力を蓄えているところ。
15~20㎞(24分16秒)
 折り返してくる、速いランナーのフォームなどを見ながら観客のように応援していた。折り返しの手前で、長さんとすれ違う。
「追い付きますよぉ」
と大声で叫んだが、結局かなわなかった。Bowstringさん、マエゾーさんの順ですれ違う。今回のつくばで一番調子よく走れた区間。
20~25㎞(26分42秒)
 折り返しの手前から右膝に違和感。そうこうするうちに右股関節周りの古傷も痛み出し、右足首にも痛みが発生。このまま後20㎞以上走れるのか?無理だろう?と自問自答しながら走る。かおちんを発見し声援を送る。結構辛そうだが、完走を祈る。
 右膝も違和感から痛みに変わる。止まって様子をみるか?リタイアするか?と迷いながら走る。1回目の収容車が見える。収容して貰おうか?この痛みで完走できるとは考えられない。でも、収容して貰っても早く帰れるわけではないだろう。仲間を待たせてしまう。最後尾だとすると5時間か6時間か?だましだまし走れば、4時間半ぐらいでなんとか戻れるのでは?などと考えながら走る。とぼとぼと下を向いて走っていると前方で大きく何かが動く。顔を上げるとTころさんが手を振ってくれている。「参加していたんですね」・・・そうだ、下を向いてなんかいたらダメだ。胸を張って失速している自分と向き合おうと思った。
25~30㎞(31分05秒)
 とうとうキロ6分を上回る。自分では止まっているような感覚。でも、キロ6分ぐらいで走れている。キロ6分を維持できれば前半の貯金と合わせて4時間切りも夢ではない。と思い直し膝の痛みを意識しないようにキロ6分のジョグを楽しんでいると思い込むことにした。

つづく