八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

知っているようで・・・

2021年12月17日 12時15分20秒 | 日々是神明奉仕
こんにちは!秋田杉出仕です。
今日は寒~い!!秋田の初冬の気候に似ています。
秋田杉の故郷、秋田では一ヶ月半早い11月上旬にこんな寒さになります。

今日は神社にあるものな~んだ、というお話。
紙垂(しで)についてです。
これは社殿の注連縄(しめなわ)についているもの。
今日秋田杉が作った紙垂の8倍の大きさです。



実は今日、秋田杉は紙垂を作っておりました。
地鎮祭や摂社末社で使用する大きさの紙垂です。

このような方法で作ります。
まずは2つに折った紙に切れ込みを入れていきます。
この時に紙を折った側を必ず左にします。



左側から順番に折っていき・・・



これで完成。




今日は冷たい風が強くてずっと激しくなびいていますね。



紙垂は雷の稲妻を表現したものです。雷が鳴ると豊作になるのだそう。
『邪悪なものを追い払う』という意味があります。
実は相撲の土俵入りで横綱が化粧まわしの上に綱を付けていますがここにも紙垂がついていたりします。
今度、テレビなどで観る時にちょっと注意して観てみてくださいね。

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