八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

どういたしまして

2010年07月07日 14時44分36秒 | 日々是神明奉仕

今日は晴れました!ここの所生憎の天候が続いていたので久しぶりに気持ちの良い一日でした。こんにちわI権禰宜です。

さて今日は(主に私の)心が温まったお話。

先月、神社に鳴水小学校の児童さん達が「地域を知る学習」として岡田宮に来られまして、神社のお話を聞かせてほしいとの事でした。

そこで不肖私I権禰宜が応対したのですが・・・

いやぁ、やっぱり「人に教える」という事は難しいですね。特にそれが子供さんだと、さらに難しい。

普段何気なく使う言葉もそれは神社特有の単語であったりするため、それを参拝の方に判り易く説明するのはとても難しいものです。

私が以前奉職していた神社では、神社での職場体験を通して小学生・中学生に神社の話をする機会が多かったのですが、その時は自分の言葉をいかにして相手に伝えるかと言う事に、毎回苦労したのを憶えております。

神職にとって当たり前の単語でも、一般の人、特に子供達にとっては全く馴染みの無い単語ですから慎重に相手に判り易く伝わる様、言葉を選んで説明しなければなりません。

今回の場合も小学生にも理解できるよう判り易く丁寧に説明したつもりですが・・・う~ん・・・上手くいったかなぁ・・・?

と思っていましたら、先日この様なお手紙が届きました。

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「詳しく教えてくれてありがとうございました!」

心があったまりましたねぇ・・・・・・。

未来を担う子供たちに神社の話が出来て、さらにお礼の手紙まで頂けるとは、まさに神職の本懐であります。

これからも様々な方々に神社のお話が満足に話せるよう日々精進していきたいと思います。

最後に鳴水小学校の皆さん、お手紙ありがとうございました。またいつでも岡田宮へお越しくださいね。

I権禰宜