トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

モネ展とブルガリ展

2015-10-08 21:49:24 | お出かけ
今日は横浜の友人と東京都美術館にモネ展を見に行きました。9時半開館なので、なるべく早く入館しようと上野に10時頃着きました。先に着いた友人がチケットを買っておいてくれたので、10時ちょっと過ぎにすんなり入れました。モネは1840年生まれ。86歳で亡くなるまで絵画を描き続け、生きているうちに成功したけれど、妻や長男に先立たれるという悲しい体験もしました。家族の肖像、モネの収集した絵画、若き日のモネ、睡蓮と花のシリーズ(シヴェルニーの庭)、モティーフ狩人Ⅰ、Ⅱ(ノルマンディーの風景)、最晩年の作品という順番で展示されていました。なので、若い頃から晩年の作品までをたどることができ、作風の変化も感じることができました。シヴェルニーの自宅の庭は広大で、芸術的な造園を施し、多くの画材になったようです。中でも、美しかったのは初期の傑作、「印象、日の出」という絵でした。鮮やかなオレンジ色の太陽と静かな港の風景。スポットライトに柔らかく照らされ、太陽が本当に光っているように見えました。東京では21年ぶりの特別出展だそうです。2時間近くかけて多くの作品をじっくり見終わり、ショップでお土産を買って、外に出たら、入り口付近で入場制限がされていて、すごい人が詰めかけていて驚きました。こんな風景は、フェルメール展を見たとき以来でした。早く入館して良かったと思いました。今日の上野は台風の影響か風が強かったです。桜並木も秋の風情でした。



お昼は文化会館の2階の精養軒で食べました。リニューアルしたらしく、きれいなレストランに変わり、名前もフォレスティーユになってました。



午後は、東京国立博物館で「アートオブブルガリ130年にわたるイタリアの美の至宝」という宝石の展示を見ました。ものすごく豪華な宝石をちりばめたアクセサリーの数々に圧倒されました。エリザベス・テイラーを初めとするハリウッド女優たちがそれらをつけている画像が見られましたが、豪華なアクセサリーに負けない美貌でないと似合わないなぁと思いました。エリザベス・テイラーが夫のリチャード・バートンから贈られたアクセサリーもありました。もう別世界という感じでしたが、目の保養でした。宝石に圧倒されました。その後、本館に行き、国宝の鎌倉時代の屏風をボランティアさんの解説付きで見て、江戸時代の狩野探幽の写生の絵と高円宮の根付コレクションをササッと見て、上野公園内のスターバックスで休憩しました。
4時頃、友人とは上野で分かれ6時半頃帰宅しました。濃い1日でした。モネが好きな人は必見の展覧会だと思いました。チケットはこんな感じ。

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