トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

星やどりの声

2013-08-05 23:44:13 | 
8月第2週に入り、もうすぐ私の夏休みです。(*^_^*)
今日は美術部の生徒全員と演劇部の生徒とで、演劇部が部室として使っていた部屋の大掃除をしました。演劇部の代々の衣装やら、本、CD類、カセットデッキ、ビデオカメラ、引き出し系の入れ物など、暑い中、大変だったけど、みんなが力を合わせて片づけたので、約2時間できれいになりました。まだ利用価値のあるものは、残して美術部がもらったり、本来あるべきところに返したり、色々分別しましたが、捨てるものは、文化祭のときに設置されたと同類のコンテナが今日から9日午前まで設置されるので、普段なかなか捨てられないものも捨てるチャンスだったので、きれいに一掃できてよかったと思います。みんな汗びっしょりになったので最後に、生徒と買い出しに行き、飲み物とお菓子で、お疲れ様をやって、今日の部活計画は午前だったので、帰りたい生徒は帰宅させました。一部、午後も残って作品を制作した生徒もいたようでした。私は、午後は、職員室で、2学期の教科の準備仕事をしました。明日も出勤です。あとちょっと頑張ろう。最近、家で読書が進みます。朝井リョウさんの小説を続けて読んでいます。昨日、「星やどりの声」を読了しました。父が癌で亡くなった後、亡父が設計し、残したレストラン「星やどり」を経営する母親と6人の子供たちの物語でした。亡くなった父、星則さんから始まり、3男の真歩くんまで、名前がしりとりになってるというのも、お父さんとお母さんのアイディアだったんでしょうけど、家族の結束というか、和(輪)の象徴で、「!」と思いました。父を亡くした日の記憶が強く残った末っ子の真歩くんを始め、子供たちみんなの心に今も生き続けているお父さんの存在がすごくて、店を切り盛りして頑張っているお母さんをいたわってるのは、長女の琴美と次女のるりだけだなぁって思いました。物悲しさもあるけど、みんなで力を合わる家族の話なので、読後感は、すっきりします。朝井さんの小説は、これで3冊読みましたが、この話も、家族一人一人の話が語られ、全体につながるオムニバス形式でした。今、読んでるのは、「もう一度生まれる」です。でも、今のところ、主人公がちゃらくて感情移入できない感じ。(-_-;)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする