１月１０日（水）
源泉徴収今日は納期の特例の承認を受けた場合の源泉税の納付期日です。
納期の特例の承認を受けていない場合は、給料や報酬などを支払った月の翌月１０日が納期限になりますが、承認を受けると１月から６月までの分は７月１０日、７月から１２月までの分は翌年の１月１０日と決まっています。（納期限の特例の届出を提出し、一定の要件を満たす場合は翌年の１月２０日）
つまり、今日は給料所得者は雇い主が確定申告と同じ計算式で個々の給料所得者の年税額を計算し、給料から天引きし納税をする納期限なのです。
確定申告と同じ計算式で個々の給料所得者の年税額を計算する事を年末調整というのです。
このシステムの優れている点は、税金の取りはぐれが無い（給料より天引きのため）確定申告をする人の員数が少なくなる。（給料所得者で確定申告をしなければならない人は、医療控除、住宅取得控除、雑損控除を受ける者と給料所得が２０００万円を超える者と限られているから） 国の運営は租税で賄われているので国民の義務として納税はしなければなりませんが、実に合理的なシステムであると何時もこの時期になると感心しています。
