光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

次世代携帯電話、光ファイバー級の速度

2009年11月03日 | 通信市場
 来年から3・9世代(3・9G)と呼ばれる、次世代の携帯電話のサービスが始まる。光ファイバー並みの高速通信が可能になるのが最大の特徴で、膨大なデータやソフトを外部のサーバーコンピューターに置いて活用するなど新たな使い方が広がりそうだ。(米山粛彦)
周波数帯を拡大

 10月上旬に千葉市で開かれたデジタル家電の技術展示会。KDDIが設置した対戦型レーシングゲームの体験コーナーは、次世代携帯電話の未来像を披露するものだった。

 片方のゲーム機は光ファイバー、もう一方は携帯電話を通じてサーバーに接続し、参加者は二つの画面で対戦を楽しんだ。双方の画面は連動し、違和感は全くない。携帯電話の通信速度が、毎秒最大数十メガ・ビットから光ファイバー並み(毎秒100メガ・ビット以上)になるためだ。サーバーとの往復時間(遅延)も数十ミリ秒から5ミリ秒以下に短縮、遅延は気にならない水準になった。

 高速通信は、新たな通信方式「LTE(ロング・ターム・エボリューション)」の採用で実現した。データを送信する周波数帯の幅を、現在の携帯電話の数倍~10倍に拡大し、データのやりとりの渋滞を解消した。さらに電話機内蔵のアンテナを1本から2~4本に増やし、大量のデータを送れる工夫もされている。

詳しい情報はこちら。
次世代携帯電話、光ファイバー級の速度 : 企画&リポート : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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