光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

5Gを凌ぐ!? 東洋電機が「10ギガ」無線伝送技術を披露

2018年06月11日 | 新製品

 産業用電気制御メーカーの東洋電機が構えるブースの目玉は、光通信によってワイヤレス接続を行う「空間光伝送装置」だ。


 現在製品化されているのは、近赤外線LEDを使用して100Mbps通信が可能なイーサネット対応空間伝送装置だ。通信距離は最大100mで、建物間をケーブルレスでつないでネットワーク化することができる。電波と違って電磁ノイズに強いため、工場や医療機関で使用しても機器に影響を与えないこともメリットだ。


 そして同社のブースでは、現在開発中の新技術も披露されている。伝送速度を1Gbps以上に高めた“超高速版”だ。「現在10Gbpsを目指して開発を行っており、将来的には100Gbpsも可能」と説明員は話す。実現すれば、5Gを凌駕する無線伝送が可能になる。通信距離についても「2km」を目標に開発を進めているという。


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