自分の死を考える集い開催スケジュール掲示板

「大往生したけりゃ医療とかかわるな」の著書である父中村仁一が皆様へ遺言としてお伝えしたかった内容を載せております

第275回「自分の死を考える集い」御案内

2019-01-30 20:31:21 | 日記
今」を輝いて生きるために「死」を視野に

第275回「自分の死を考える集い」御案内

 主宰 中村仁一医師 特養同和園診療所所長

今月のテーマ(2019年2月)

「断食往生」は許されない?

講師:中村仁一 氏

わが国でも、自分の意志で
飲食を断つ患者が少なからずいるそうです。
外国では、これを
 VSED(Voluntarily stopping eating and
    drinking)と称するようです。
オランダでは、安楽死の代替として活用されていると
いわれます。
今月は、この問題を皆で考えてみましょう。



日時 2月16日(土)午後2時~4時半

場所 【しんらん交流館】 参加費:千円
東本願寺北側 地下鉄烏丸線5条駅⑧出口南西
http://www.higashihonganji.or.jp/about/access/pdfs/map.pdf


執筆本のご紹介「どうせ死ぬなら「がん」がいい(新版版)」

2019-01-03 13:15:11 | 日記
一部の方に本とともに お渡ししている 中村仁一のメッセージを

掲載させていただきます。



 この度、ひょんなことから、また近藤誠さんとのご縁ができ、

累計二十一万部突破の『どうせ死ぬなら「がん」がいい』の新版が


発刊されることになりました。本文に関しましては、現在も

通用する内容と考え、僅かな加筆、修正にとどめました。

 新版のための前書きとしては、少々違和感を覚えられるかも

しれませんが、現在の心境を書きました。といいますのも、

大きな期待を持って書きました『大往生したけりゃ医療とかかわるな(介護編)

二〇二五年問題の解決をめざして』(幻冬舎新書、二〇一七年)が

出版社の意向で宣伝が中止され、無念に思っていましたので、

そのエッセンスを書かしてもらいました。

 現在のこの世界に冠たる素晴らしい医療保険制度、

介護保険制度を、子や孫の世代に残してやるために、是非皆さんに

考えてもらいたいと思ったからです。

  二〇一八年十一月

   中村 仁一

執筆本のご紹介「大往生したけりゃ医療とかかわるな(介護編)」

2019-01-02 23:26:46 | 日記
一部の方に本とともに お渡ししている 中村仁一のメッセージを

掲載させていただきます。



『早いもので、前著「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を

上梓してから5年経ちました。

 もう、書くことが尽きたと思っていたのですが、二〇二五年問題が

出てきました。

 また、本来、人間には穏やかに死ねるしくみが備わっているにも

かかわらず、「延命医療」と”延命介護”に邪魔されて安らかには

死ねないという現実もあります。

 今、声高に叫ばれている「健康寿命」を延ばそうだけでは、

二〇二五年問題は解決しません。

 同時に、要介護期間の短縮を計らねばなりません。さもないと、

今の年金、医療、介護のいい制度を子や孫達に残してやれません。

 そのためには、少なくとも、私達「死に損ない高齢者」の

”真打ち”昇進者は、自力でものが食べれなくなれば「寿命」と考え、

一切の「延命医療」や”延命介護”の辞退表明をする必要があります。

 それを呼びかけたのが本書です。

 題名は「大往生したけりゃ医療とかかわるな(介護編)」

副題が「二〇二五年問題の解決をめざして」に決まりました。

 若干、気に入らない部分はあったのですが、例のごとく

「まぁ、いいか」の精神で妥協しました。

お暇な時に、ご笑覧頂ければ幸いです。

二〇一七年 二月  
 中村 仁一      』