温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2021 混迷のアメリカ

2021-01-21 07:06:20 | 気になるニュース
暴徒が国の議場に乱入し、損壊を与えるとともにその議会の機能をも一時的に乗っ取った。
これは、イスラム地域での宗教がらみの闘争、あるいはアフリカの不安定な国家での内紛とどこが違うのか。

しかも、教祖、権力者、カリスマともいえる人物により民衆の心を操り、暴力行為に及ぶ姿は、まさに国家の体をなしていない国そのもの。

世界に冠たる民主主義の覇王と意気込んでいたアメリカが、今や地に落ち、全世界の内紛地域と同等の格付けと言わざるを得ない。
大統領と周囲による民主主義の崩壊ならともかく、アメリカ国民自身がそれに加担している。

これからの新大統領の手腕が期待されるが、一度奈落の底に落ちた権威は、元に戻るにはそうたやすいものではない。

いや、世界の勢力図が大きく変わりその構図により、各国の世界戦略は、膨大なエネルギーをかけての駆け引きとなる。

くしくもアメリカ大統領の新任が行われようとするタイミングで日本の国会が始まった。
ここで、国会の論戦が注目されるが、当面のそして最大の課題は新型コロナウイルス対策。

これについては、大いに議論して、可及的速やかに国会一丸となり終息に突き進むべきだ。
だが、その議論の後に予測されることは、おそらく野党の与党への些末的問題の追求だが、野党も与党も、ここで一旦動き出す世界に目を向け、アメリカの、そしてそれに対応する中国、欧州の動向に対しての世界戦略を先に議論すべきだ。

環境問題、貿易問題は新アメリカ大統領就任とともに一挙に動き出す。
そんな大事な分岐点を横目に、野党は国民の一番の関心ごと、一番アピールできそうな身近な課題で国会論戦を行うことは、見え見え。

しかしこれでいいのか・・・。
全世界、いや地球を俯瞰的、大局的に今一度オール日本をかけた国会論戦を期待する。

さあ今日も頑張っていきましょう!


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