ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

少しづつ

2010-05-19 22:56:48 | Weblog
 地域への呼びかけに返事が集まり始め、初めての顔合わせも日程が決まりました。また、ねがいのいえの施設内研修にも、ノウハウオープンなので参加してくださいとお誘いし、申し込みが届き始めました。

 ねがいのいえが設立以来ずっと続けてきたムーブメント活動や心のケアが、障害を持つ方たちとの関わりのスタンダードであって欲しいと思っています。

 どなたでも参加受け付けます。ご希望のかたは連絡ください。

今日もひと言だけ

2010-05-18 22:49:42 | Weblog
 今日のガイアは衣類を販売する百貨店の話題。衣類には関心がないので何となく見てましたが。値下げに巻き込まれず品質の追及で復権を目指す姿勢が勉強になりました。

 条例検討委員会を傍聴してきました。条例の実効力について話題になりましたが、「ねばならない」といった言葉を使うのは難しいという話。また、拡大解釈を防ぐためにはわかりやすい言葉ではなくそれなりの用語を使う必要があるとの話。

 ちょっと首をかしげました。

 あれやこれやでこちらから訪問したり意外なところから訪ねてくる人が現れたりで、ますます忙しい毎日です。

 やっと完成したホームページももっと手を加えたい・・・いずれまた。

夜は長い

2010-05-16 22:02:07 | Weblog
 今日の「新参者」。加賀刑事が活躍する他の作品、しかも一番の名作を、ドラマの中の劇中劇で表現するという、マニアが喜ぶ演出をしてました。こういうのは大変うれしい。あの名作「どちらかが彼女を殺した」も次期ドラマ化よろしく。

 いよいよ地域ネットワーク作りに向けて、他の事業所へ呼びかけを発信しました。みなさん、来てくださるだろうか。

「街のナースステーション」看護師の登録はもう4名確保。明日から求人誌も載るのでますます忙しい。

 一日いろんな書式やシステム作りをしてましたが、まだまだ終わらない。仕事が片付かない日の夜は長い・・・

マニアックな話

2010-05-15 23:33:02 | Weblog
 今日はTVの話だけです。

 「トリック」久々の新作。やはり面白いなあ。「矢部謙三」がおちゃらけてたから、堤幸彦ももう枯れたのかと思ったけど、本家にはやっぱり凄いキレがある。説得力の弱い部分もあるけど、トータルでハイレベルなら細かいことには目をつぶれる。

 一般受けを狙いたいのか、おちゃらけにしたがる演出が多く質の低下が激しい昨今のミステリードラマ。ミステリーファンには耐えがたい状況。こんなことが続けば、一般層も取り込めず、ミステリーファンも見なくなるだろう。「矢部謙三」もトータルでは良くなかったけど、昨日のラストはけっこう良かった。警視役の団次郎の役名が「郷秀樹」と名のってたのも、マニアにしかわからないものすごい隠し味。大笑いだった。

 ミステリーを楽しみ、かつ、「団次郎=帰ってきたウルトラマンの郷秀樹」を理解できる視聴者が一体何人いたことだろう。そういう放任主義的な隠しギャグは、すごい。

未来への投資

2010-05-15 00:15:54 | Weblog
 「街のナースステーション」への反響は予想以上に大きい。200万円たらずの助成金では足りないかもしれません。そしたら責任団体として自腹で賄わなくてはいけないかも。それも致し方ない、辞さない覚悟で臨みます。

 自らは手厚い待遇を受けながら、困っている人たちには財政難を理由にあれもだめこれもだめと、市民への支援を認めない公務員には憤りを感じますが、行政からの補助金で何でも出来るべきだと思い込むのも福祉サイドの傲慢さを感じます。これからは福祉も、ビジネスの思考を学び吸収して、自ら収益を上げることによって利用者への工賃を上げ、必要な支援には自主財源でカバーするモデルを示すべきだと思います。

 最近「億万長者になるための本」などを持ち歩いてるので、スタッフが目を丸くしてますが。

 自分が金持ちになる気はないけど。法人は金持ちになりましょう。制度が変わるのを待ってたら今困っている人は救われない。制度がやってくれないことには法人が負担してでも何とかしなければ。そのためには、法人が金持ちにならなければなりません。

 それから。自分は高額な研修にたくさん参加して、この1~2年でものすごく頭がよくなった気がします。ところが。スタッフが利用のコーディネートだけで毎日遅くまで帰れずに苦闘してるのを見ると、ひとりひとりがもっと頭の回転が速くなるような基礎的な知力を伸ばす訓練に費用をかけなければならないと思いました。

 すぐに効果が現れるものではないけど、長い期間をかけて成長していく団体になるためには、ひとりひとりの基礎知力を伸ばすことに、費用と時間の投資が必要だと、あまりに遅くまで残業しているスタッフを見て、今日感じました。


民主党危うし

2010-05-13 00:03:38 | Weblog
 2週間ぶりのキックボクシングでスタミナとキレが落ちているかと思いきや、今までで一番のキレを見せて充実のスパーリングが出来ました。行く前にコンビニで「はじめの一歩」を立ち読みしたのが効を奏したか。他の練習生から「すごいですね」と言われ、「何がですか?」と聞いたら、「・・・そのお年で」
「そうですね。年のわりには」と笑いました。

 民主党危うし。参院選大丈夫なのか?「こども手当よりも保育園を」とみんな言ってるのに、なぜ変えられないのだろうか。基地問題についてはすでに公約は守れそうにない。それならそれで「今回はがんばったけど無理でした」と謝罪してくれたらそれでいいのに。その一方で「4年間は増税しない」とか「公約だから」とかで、状況に応じて変化する勇気が持てないとなると、これ以上応援できなくなるかも。

 今日は公務員改革法案でもめてましたが。与党だったときにはあんなにやる気なさげだったくせに、野党になった途端に「天下りを根絶しろ」と与党に迫り、野党の時には必ずやると言ってた党が、与党になると骨抜き法案を通すのは、一体どういう構造なのか。するとどこが政権をとってもだめだということになるのか、と庶民は思うのみ。

 ただ、公務員の人件費は2割カットでもまだ甘い。税金は国民の暮らしを支えるために使われるべき。公務員にトヨタ並みの給料を払うために使うべきではない。日本全国いずれ夕張になった時に、もっと早くカットしておけばよかったと言っても遅い。

若者の群像

2010-05-10 23:12:08 | Weblog
 プロジェクトを次々に思いつくのでますます自分を多忙に追い込んでいる日々。

 急にどこかへ行きたくなり山へタラの芽を採りに行きました。茨の道を奥深く分け入り、傷だらけで帰ってきました。ニコニコで天ぷらにしてもらい、みんなが美味しいと言って食べてくれたので、傷も報われました。


 仕事に就きたいのに見つけられない不況の世も問題だが、必死さが感じられない若者の姿に疑問も感じます。何も言わずにある日急に来なくなったり、一度注意されただけでもう行きたくないと辞めてしまうひ弱さで、自分の人生に責任が持てるのだろうか?心身健康なのに意志が弱くて働かない人が、老後に年金がもらえないからと生活保護を申請したところで、それは通らないのではと思うのだが。

 今日のカンブリアに出演の社長。「どんなバカでも我慢して育てた」「創業以来ひとりも解雇せず、定年まで全員雇うつもりで採用する」と胸を張って語っていました。世の中にそんな偉大な人が現実にいるということは、自分の考え方も転換する余地があるということでしょうか。

毎日楽しみ

2010-05-05 23:08:38 | Weblog
 連休が全日晴れたのは50年ぶりの快挙だそうです。晴天が続くそのゴールデンウィークに、ケアホーム用の物件をたくさん見て回り、やりきった感で満たされました。すぐにという話ではないけれど、現実の物件を見ることでイメージが大きく膨らみます。買うのは別としても、物件やモデルハウスを見るのはレジャーとして楽しいものです。

 膝に古傷を抱えて趣味の山登りも困難になってきた昨今。不動産回りが新たな趣味になりそう。

 頭の中では常に新しいアイデアが次々と浮かびます。普通の業界では当たり前のことが当たり前に行われない福祉業界が、もっと便利になり、利用者も事業者も喜ぶシステムをひとつひとつ形にしていきたいと思い続ける毎日です。

 明日は昨日来たすごい話の打ち合わせ。楽しみです。

またすごい話が来た

2010-05-04 22:51:46 | Weblog
 今日のガイアは水族館の取り組みを紹介してました。いろいろなビジネスがあるけど、こんなところにも人生をかけて働いてる人がいたことを初めて知り。ものすごい感動で胸が震えました。

 ビジネス関係の本をこの2年で200冊読み、セミナーや研修会にも参加してようやくビジネス脳に変わってきた気がするこの頃。新しいビジネスモデルが次々と思い浮かび、どれも早く形にしたくて仕方ないと思う毎日ですが。

 今日とてつもないプロジェクトの提案が舞い込んできました。こんな素晴らしい話なのに、福祉関係者の反応が鈍くて困っているそうです。これは絶対乗るべきだと思いますと答えると、逆に感激されてしまいました。

 やじろべえの中古本販売と共通するコンセプトの話で、全国の作業所がたくさん参加すればするほど、ロットが大きくなりみんなが成功につながる提案です。詳細を詰めたらまた大きく発表したいと思います。

感動のオンパレード

2010-05-03 22:26:46 | Weblog
 東野作品に一番多く登場する加賀恭一郎は、優しくて爽やかな青年刑事で皮肉などは決して言わない。ちょっと斜めに構えて人を切るのが持ち味の阿部寛はあまりに差がありすぎ。原作では普通の大学教員なのにすっかり変人に変えられてしまったガリレオはまだ許容できたが、他にも映像化して欲しい名作が目白押しの加賀刑事は、これは残念ながらミスキャストか。阿部寛がいい役者なのは間違いない。これは阿部刑事のドラマなのだと思うしかない。

 一方、福山龍馬と武田海舟はますます素晴らしい。希望に燃える師弟から伝わってくる溢れる高揚感。教えを乞う龍馬に自分の考えを語る師匠の講釈は、まるで金八先生のようにリアルに感動させる。やっぱり先生は最高だと感嘆する龍馬に、素直にうなづける。
 
 
 基地はあってはいけない、なくなっても何事もないフィリピンの例がある、と言うのは森永さんだけ。他の政治家や評論家はみんな、自分の国しか考えないのかとか、抑止力があったから今まで平和だったのだと、森永さんにあきれた空気。

 沖縄基地がなければベトナム戦争は出来なかった、という説もある。基地は現実に、平和を守るためでなく、戦争をするために存在した事実を認識しなければ。

 「カンブリア」では、地雷除去に命をかける男の話。日本の税金でカンボジアに地雷除去機を贈ることにもっと日本人が関心を持って欲しい、税金で海外を助けるのもありだし、企業は自分の利益だけでなく世界のために働こう、不況の時こそ海外に目を向けてみたら見えてくるものがある、と、いつも以上に素晴らしいメッセージのオンパレードでした。