要介護者向け臨時施設設置 大阪府、コロナ第7波対策
2022年5月18日 (水)配信共同通信社
大阪府は17日、新型コロナウイルスの流行「第7波」への備えとして、要介護3以上の高齢者らを受け入れる臨時施設を7月に開設すると発表した。治療と並行し、日常生活を過ごす能力が低下しないようリハビリを施す。稼働は来年3月まで。
府によると、対象者は介護施設に入所しておらず、感染して自宅での介護が困難になった高齢者。入所判断は保健所が行う。「第6波」では症状が軽い高齢者でも入院治療中、日常生活に必要な体力が失われて自宅復帰が難航するケースが起きていた。
吉村洋文知事は17日、府庁で記者団に「感染したことで自宅での訪問介護や『老老介護』が困難になった方に治療とリハビリを同時に行う」と述べた。
施設は新型コロナ対応の改正特別措置法に基づくもの。府内の医療法人「成和会」系列の介護施設を借り上げ、約40床を確保する。
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