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愛媛で6歳未満男児が脳死 東京女子医大で心臓移植

2019年09月27日 00時42分03秒 | 医療情報
愛媛で6歳未満男児が脳死 東京女子医大で心臓移植
2019年9月25日 (水)配信共同通信社

 日本臓器移植ネットワークは24日、愛媛県内の病院に急性脳症で入院していた6歳未満の男児が23日午後6時半、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。6歳未満の脳死の公表は14例目。
 心臓は東京女子医大病院で10歳未満の女児に移植。肺は血液型など条件が合う人がいなかった。肝臓、膵臓(すいぞう)、腎臓、小腸の移植は医学的理由で断念した。
 両親は移植ネットを通じてコメントを発表。男児は病気で意識を失っており「このまま治療を続けていくことは息子にとってとてもつらいことなのではないか、という思いに至りました。一緒に過ごした時間は短かったけれど、とてもとても幸せでした」とした。
 6歳未満の子どもは脳の回復力が強いと考えられているため、脳死判定の基準を厳しくしている。通常は6時間以上空ける2回の検査の間隔を、24時間以上とし、18歳未満の場合は虐待の形跡がないことも確かめる
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