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日本の女性はなぜ今まで働かなかったか?

2016年09月09日 15時33分36秒 | 私自身や健康
日本の女性はなぜ今まで働かなかったか?
今の男性に分かるだろうか?

私がなぜ働き続けたか?

それは家が貧乏だったから、
家が自転車操業の飲食店で
わずかな収入で子ども3人を育ててきたから
それで税金が払えなくなって
税務署に差し押さえの紙をはられたから
不景気になって飲食店がやって行けなくなったから
それから、勤め人に父はなったけれど
喧嘩っぽくて、職場をよく替わってきたから

最悪だった子供時代
ただ安定を求めて
家を出た。
看護婦養成所の寄宿舎へ
そして、
保健婦に
そして
一人暮らし

結婚しても
家に入ろうとは思わなかった。
人生先に何が起きるか分からない
夫だっていつ病気になるかわからない
安定した収入は絶対必要
夫も家にいろとは言わなかった
夫の叔母たちは公務員、保健婦、薬剤師と安定した職を持っていたし
一人、専業主婦がいたが、肝臓病で早くに亡くし、その苦労を見てきた。
だから、暗黙のうちに、公務員である私を辞めさせようとは思わなかった。
むしろ、働いていることで、安心していた。

ただ、家計は、フィフテーフィフテーであり、
家を立てても、夫の給料は結構夫が使った。
それでやれていたから幸せだったかな?

夫と妻は家庭を持ってもフィフテーフィフテーという考え方は
そう世の中になかった。
女を働かせるのは男の甲斐性なしというのが世間一般の考え方だった。
女は男の従属物という考え方が根にあった。

今はどうだろう
私の20代からもう50年たった。
なぜ、女を働かせるのか?
そのための環境づくり、例えば保育所の設置等、をするのか?

家庭に入れば様々な恩恵を受けられた
税金の控除、健康保険の扶養家族。
でも、私はしんどかったけど家事と育児と仕事
この3つを死に物狂いでやった。
朝は幼子を保育所に送る、まるで、家の中は戦争みたいだった。
いざ出れるぞと思うと、「うんこ、しっこ」
ため息はもう出ない、さっさとそれらも済まして
ギリギリの出勤もよくあった。
上肢から、お手伝いさんを頼んだらとも言われたりして
職場にも迷惑をかけた。

そんなこんなしてでも、
女は働かねばならないと思う。
自分の生きがいは育児と家事ではないはずだ。
いい大学に入れるための教育ママもいいだろう。
その子はいい大学に入って、いい会社に入って
老後も年金多く安定していることだろう。
私のように、ギリギリの育児では
できなかったことが、専業ママならいっぱいできただろう。
羨ましかったというよりも
別世界のように感じていた。

今、やっと、女よ働けの時代??????
何か、婆なる私には、女を軽視されているようにしか感じない。

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