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【岡山】食を通じて健康への意識を 淳風会とタニタ、特性生かして 「タニタ食堂」来春オープン

2014年12月01日 22時31分57秒 | 仕事
【岡山】食を通じて健康への意識を 淳風会とタニタ、特性生かして 「タニタ食堂」来春オープン
毎日新聞社 2014年11月28日(金) 配信
特集:食を通じて健康への意識を 淳風会とタニタ、特性生かして 「タニタ食堂」来春オープン--岡山



 ◇新サポートサービス提案

 新しい健康サポートサービスを提案しようと、人間ドックや健康診断サービスを提供する一般財団法人淳風会(北区)は10月28日、健康機器メーカー「タニタ」(東京都)と業務提携を結んだ。それぞれの特性を生かした新サービスを共同開発するのが目的で、同法人の健康管理センター内に来春、タニタ考案のヘルシーメニューが食べられる「タニタ食堂」がオープンする。中四国地方への出店は初めて。新サービスや食堂の概要について話を聞いた。【平川義之】

 食を通じて、自発的に健康への意識を持ってもらいたい――。一般に人間ドックなどは通常、年1度しか受けることはない。会社の定期健康診断などによってのもので、受診者の「受け身」が大半だ。次の検診までに悪い点をどのように改善し、良い点をどう維持すればよいのか。

 淳風会は「年間通じて、受診者の健康管理をサポートすることが大切」と考え、タニタの「健康プログラム」を取り入れたサービスの提供を目指す。

 タニタは自社製の「体組成計」や「活動量計」を活用し、自身の体の状態を数値で把握してもらい、健康意識を高めてもらおうとする「健康プログラム」を実施している。淳風会によると、今回のタニタ食堂では食事スペース以外にカウンセリングフロアを設け、体組成計や血圧計を設置、食堂利用者らに活用してもらう。また、常駐する管理栄養士からアドバイスを受けることも可能にするという。

 さらに、人間ドック受診者には、タニタのヘルシーメニューを提供していく方針だ。

 タニタ食堂は現在、北海道や福岡県などで8店舗を展開。タニタによると、もともとは同社の社員の健康のために社員食堂でヘルシーメニューを提供したことがきっかけだという。その後、タニタの献立はレシピ本(シリーズ3冊で累計発行部数532万部)を出版するなどしたことで全国的に広まり、「一般人向けにも」という声から、東京・丸の内に初出店した。

 タニタは「食事・運動・休養」をバランスよく取ることが健康のために大切と考える。その中でも食事に注目しているという。食堂の献立は、管理栄養士の資格を持つタニタ社員が考え、1食あたり、総カロリー500キロカロリー前後、塩分3グラム前後、150~250グラムの野菜を使うという基準を設け、調理している。また、調理では、野菜を大きめにカットし、あえて歯ごたえを食材に残したことで、自然とかむ回数を増やすなど工夫している。少量でも、満腹感を感じるようにするためだ。

 丸の内の食堂で実際に提供されている日替わり定食では、「鮭の野菜ソース定食」(449キロカロリー、塩分3・6グラム)や「豚肉のビネガー風味定食」(554キロカロリー、塩分3・5グラム)がある。これ以外にも、夏は冷麺、クリスマスはケーキなどと季節メニューが提供されている。岡山でも並ぶ予定だ。

 淳風会の原一穂理事長は「淳風会のメディカルチェックサービースとタニタの健康プログラムを組合わせることによって、新たなサポートサービスを構築し、年間を通じた健康作りの支援して、医療費削減や生産性向上に貢献したい」としている。

肥満のない頑健な体づくりに貢献できるといいね。

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