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医療関係者との溝埋まらず 厚労省、公開は必要と強調

2019年10月20日 00時30分23秒 | 行政
医療関係者との溝埋まらず 厚労省、公開は必要と強調
2019年10月18日 (金)配信共同通信社

 「医療実態を無視した機械的なデータの示し方だ」「なぜ厚生労働省はこういう暴挙に出たのか」。17日の福岡市での意見交換会では、医療関係者を中心に不満の声が相次ぎ、再編議論が必要な病院を名指しで公表した厚労省との間の溝は埋まらなかった。
 厚労省側は公表が唐突と受け止められた不手際を認めつつも、議論のたたき台としてのデータ公開は必要と強調した。
 病院や自治体職員が九州各地から駆け付け、会場は満席状態となった。福岡県の医療関係者は「病院で働く職員が不安を覚えている。今回は拙速だった」と批判。鹿児島県の種子島の病院関係者も「離島の医師確保に苦戦する中で病院名公表は足かせになった」と不満をぶつけた。
 一方、厚労省の担当者は、高齢化に対応した効率的な医療の提供が必要との立場から「診療実績と病床数のバランスを欠いているのではないかという指摘をしないと進んでいかない」と釈明。「(公表データは)『私たちの目からはこう見えるがどうですか』という投げ掛けだ」と理解を求めたが、参加者の多くは納得していない様子だった。
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