日々

穏やかな日々を

セニランとセルシンの誤認に警鐘

2019年09月28日 21時26分53秒 | 事故事件訴訟
セニランとセルシンの誤認に警鐘
調剤時の薬剤選択ミスで取り違え5件
医薬品医療機器総合機構2019年9月27日 (金)配信 精神科疾患投薬に関わる問題

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)はこのほど、精神神経安定剤の「ブロマゼパム」(商品名:セニラン錠2mg/5mg)と抗不安薬の「ジアゼパム」(商品名:2mg/5mgセルシン錠)の販売名が類似していることから、取り違えの事例が5件発生しているとして、注意喚起を行った製造販売元2社の文書をホームページに掲載した。いずれも内服薬調剤時の薬剤の選択ミスによるもの。調剤の際には、販売名などを確認するよう呼びかけている。
 製造販売元のサンドと武田テバ薬品の文書によると、セルシン錠で調剤すべきところをセニラン錠で調剤した事例が4件、その逆の事例が1件報告されている。原因として、5件とも内服薬調剤時に確認を怠ったことによる薬剤の選択ミスであることが判明している。
 セニラン錠を製造販売するサンドは、根本的な再発防止策として、一般名(ブロマゼパム錠2mg/5mg「サンド」)への名称変更手続きを進めている。名称変更の代替新規申請は2019年2月に規制当局へ提出済みだが、名称変更品の出荷開始までには時間を要することから、名称変更品を十分に流通できるまでの間、調剤時の取り違えに十分注意するよう求めている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国の線引きに戸惑い 「住民... | トップ | ホテル一畑の玄関口は煙いの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

事故事件訴訟」カテゴリの最新記事