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W杯、感染症に警戒を 国立研究所がリスト公開

2019年09月20日 23時32分21秒 | 運動スポーツ
W杯、感染症に警戒を 国立研究所がリスト公開
2019年9月19日 (木)配信共同通信社

 ラグビーのワールドカップ(W杯)で、訪日客により感染症が持ち込まれて拡大するのを防ぐため、国立感染症研究所は18日までに結核やコレラなど注意するべき病気のリストをウェブサイトで公開した。
 試合は全国12カ所の会場で行われるが、地元の医師は日本ではまれな感染症の患者を診なければならない可能性がある。こうした際に、早期に診断して病気の芽を摘むのが狙いだ。
 リストはW杯の参加国別に流行状況がまとめられており、どんな感染症に注意するべきか分かるようにした。例えばアフリカのナミビアや南アフリカに関して、結核やコレラ、赤痢が流行しているとして注意喚起しているほか、最も危険な感染症に分類されるクリミア・コンゴ出血熱の一部地域での流行が報告されている。
 研究所は、はしかや風疹についても「広い地域で流行する可能性がある」と警戒を呼び掛けている。
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