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数千人が「魔女狩り」被害 国連人権理、初のセミナー

2017年09月24日 17時16分09秒 | 事故事件訴訟
数千人が「魔女狩り」被害 国連人権理、初のセミナー
2017年9月22日 (金)配信共同通信社

 【ジュネーブ共同】ジュネーブで開催中の国連人権理事会で21日、世界各地に残る迷信による「魔女狩り」などの被害と人権について考えるセミナーが行われた。人権高等弁務官事務所によると、世界では今も毎年数千人が「魔女狩り」などの被害に遭っており、各国政府に早急な対策を呼び掛けた。このテーマでの国連での催しは初めてという。セミナーは22日まで。
 セミナーでは、ギルモア人権副高等弁務官が演説し「私たちはこれまで十分理解せず、見過ごしてきたものに目を向ける必要がある」と指摘、迷信などを原因とする人権侵害を止めねばならないと訴えた。
 魔術を持っているなどとして女性らを迫害する"魔女狩り"はサハラ砂漠以南のアフリカ諸国やインド、パプアニューギニアなどでみられ、魔女とみなされると拷問などの危害を加えられ、殺害されることもある。
 特に深刻とされるのが、タンザニアなど東アフリカ地域で報告されている、色素の遺伝子が欠損した「先天性白皮症(アルビノ)」を患う人を狙った殺人や誘拐。背景には、アルビノの人の体の一部を保有すれば「幸運になれる」との呪術信仰があるという。

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