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百歳以上6万9785人 48年連続増、女性88% 20年前の6・9倍

2018年09月14日 22時31分50秒 | 
百歳以上6万9785人 48年連続増、女性88% 20年前の6・9倍
2018年9月14日 (金)配信共同通信社

 「敬老の日」(今年は17日)を前に、厚生労働省は14日、100歳以上となる全国の高齢者は6万9785人に上り、48年連続で増加したと発表した。昨年比で2014人多く、女性が88・1%を占めた。健康志向や医療技術の進歩で、20年前の6・9倍、10年前の1・9倍となった。同省の担当者は「元気に過ごせる期間がのびるような取り組みを進める」としている。
 住民基本台帳を基に15日時点で100歳以上となる人数を都道府県などを通じて集計した。内訳は、男性が8331人(前年比139人増)、女性が6万1454人(同1875人増)。2018年度中に100歳になった人と、100歳になる予定の人を合わせた人数は計3万2241人で、17年度と比べると144人多い。
 国内最高齢は、福岡市で暮らす女性の田中カ子(たなか・かね)さんで115歳。男性は北海道足寄町の野中正造(のなか・まさぞう)さんで113歳。ギネスワールドレコーズ社は4月、野中さんを世界最高齢の男性と認定した。
 都道府県別の居住地では、東京が最多の5973人。神奈川3877人、大阪3537人が続いた。人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は全国で55・08人。6年連続最多となる島根が101・02人と初めて100人を超え、鳥取(97・88人)、高知(96・50人)の順だった。
 老人福祉法が制定された1963年は100歳以上の人は153人だったが、98年に1万人を超え、2012年に5万人を突破している。今後も増え続ける見込みで、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、5年後には10万人を突破し、10年後には17万人に達する。
 厚労省は昨年9月、100歳以上の人数を6万7824人と発表したが、一部自治体の集計に誤りがあったとして、6万7771人に訂正した。

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