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がん検診:今年度から豊後高田市、49歳無料 乳・子宮・頸大腸など、適用対象も拡大 /大分

2018年07月01日 23時55分44秒 | 行政
がん検診:今年度から豊後高田市、49歳無料 乳・子宮・頸大腸など、適用対象も拡大 /大分
2018年6月27日 (水)配信毎日新聞社

 豊後高田市は今年度から「49歳のがん検診」を無料にした。働き盛り世代で、節目の「50歳」にまもなく手の届く男女に積極的な検診を促し、健康寿命を延ばしてもらう狙い。49歳に焦点を当てた無料がん検診は県内で初めて。
 今年度は1969(昭和44)年4月1日~70(同45)年3月31日生まれの人が対象。同市ではこれまで胃がんの原因となる「ピロリ菌」の検査や肺がん検診などが無料だったが、検診できるがんの種類を大腸がんや子宮頸(けい)がん、乳がんにも拡大した。市が実施している巡回・総合健診(今年度は計20カ所)で事前申し込みなしに検査ができる。乳がん検診のみ予約が必要。ただ、宇佐高田地域成人病検診センター(宇佐市)など他市の検査施設で検診を受けた場合は対象外になる。
 現在、49歳以外では、胃がんのバリウム検査600円▽大腸がんの便潜血反応検査300円▽子宮頸がんの子宮頸部細胞検査500円▽乳がん検診のマンモグラフィーと超音波検査500円――などは自己負担。問い合わせは市健康推進課0978・22・3100。【大漉実知朗】

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