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帰宅中事故死、過労が原因 会社側認め遺族と和解 防止対策進展に期待

2018年02月16日 00時17分26秒 | 自殺・過重労働
帰宅中事故死、過労が原因 会社側認め遺族と和解 防止対策進展に期待
2018年2月9日 (金)配信共同通信社

 東京都稲城市の会社員渡辺航太(わたなべ・こうた)さん=当時(24)=が2014年、帰宅中に自損事故で死亡したのは過重労働が原因だとして、両親が会社に約1億円の損害賠償を求めた訴訟は8日、横浜地裁川崎支部で和解した。会社側は疲労と睡眠不足によるものとして、安全配慮義務違反を認めた。過労死防止法に規定がない「事故死」の対策が進むことが期待される内容となった。
 遺族側の代理人弁護士によると、出勤や帰宅中の交通事故で企業側の責任を認めるのは珍しい。「過労事故死」認定の前例になるとして、遺族は「大きな意味がある」と評価した。
 和解条項によると、勤務先の「グリーンディスプレイ」(東京)が約7600万円を支払う。同社は事故後、仕事を終えて次に働くまで11時間の間隔を空ける「勤務時間インターバル」を就業規則に明記しており、そうした再発防止策の徹底も盛り込まれた。同社は「厳粛に受け止め、心よりおわび申し上げる」とのコメントを出した。
 橋本英史(はしもと・ひでちか)裁判長は和解勧告で「過労死の撲滅は喫緊に解決すべき重要な課題で、社会全体の悲願だ」と強調した。
 和解勧告によると、渡辺さんは大学卒業後の13年10月、商業施設への植物の飾り付けなどを手がける同社でアルバイトとして働き始め、14年3月に正社員となった。同年4月23日午前11時ごろから約22時間働き翌24日午前、ミニバイクで仕事先の横浜市都筑区から帰宅中、川崎市麻生区で電柱に衝突し死亡した。
 事故前1カ月間の時間外労働時間は90時間以上、6カ月の平均は63時間に及んだ。深夜や早朝など不規則で過重な業務で、事故時に疲労が過度に蓄積し、睡眠不足だったとした。
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