【島根】感染急拡大「乗り越えた」
2022年7月23日 (土)配信読売新聞
新型コロナウイルスの感染拡大について、丸山知事は22日の定例記者会見で、直近1週間の感染者数を前週と比較した増加率が6月下旬をピークに下がり続けていることを明らかにし、「爆発的な感染拡大は乗り越えることができたのではないか」との考えを示した。
県によると、増加率は6月下旬に最大で3・77倍となり、7月上旬は3倍弱から2倍程度で推移。さらに7月中旬からは2倍を下回り、20日には1・03倍まで低下している。
丸山知事はこうした状況を踏まえ、「刻みは小さくなっている」と指摘。医療提供体制についても 逼迫ひっぱく は避けられているとし、まん延防止等重点措置などの国の対応について「島根県の状況を理由に、政府に対してより強い措置がとれるよう求める状況にはない」とした。
一方、政府が行動制限に慎重な姿勢を続けることについては、全国的に感染が拡大している現状を踏まえ「希望的、楽観的な見立てで疑問を感じる。評価が正しくない」などと述べた。
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