大田市温泉津町 料理研究家が滞在 期間限定で食事提供
観光客などが楽しめる飲食スペースを充実させようと、期間を限定して料理研究家に滞在してもらい、食事を提供する取り組みが、大田市温泉津町で行われています。
この取り組みを始めたのは、明治時代に建てられた古民家を改修し、観光客が利用できる共用のキッチンなどを提供している施設です。
この施設では、中東料理の研究研究家の越出水月さんが、「ファラフェル」という料理を提供しています。
「ファラフェル」は、中東地域で親しまれているコロッケのような料理で、温泉津町でとれたたまねぎやパクチーなどがふんだんに使われています。
この施設では、数が少ない観光客など向けの飲食スペースを充実させようと、期間を限定して料理研究家に滞在してもらう取り組みを5月から新たに始めていて、26日も、ランチの時間帯になると次々と客が訪れて満席になっていました。
江津市からグループで訪れた30代の女性は、「都会的な斬新な料理を魅力ある建物の中で味わえてリフレッシュできました。次はどんなものが食べられるのか楽しみです」と話していました。
取り組みを行っている施設「WATOWA」の近江雅子さんは、「いろんな人たちが、温泉津を訪れて楽しんでもらうきっかけになればうれしいです」と話していました。
中東料理が提供されるのは6月6日までで、施設では、6月8日から13日まで、東京・新宿にあるスパイスカレー店のフードコーディネーターが滞在することが決まっているほか、全国各地から料理研究家を招く準備を進めているということです。
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