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医学部進学ローン創設 勤務条件で金利「ゼロ」 県、5金融機関と提携

2018年08月24日 11時38分11秒 | 地域
医学部進学ローン創設 勤務条件で金利「ゼロ」 県、5金融機関と提携
2018年8月23日 (木)配信茨城新聞

県内高校生の医学部進学を支援しようと、県は22日、県内五つの金融機関と提携し、「実質金利ゼロ」の医学部進学者向け教育ローンを創設した。保護者らは、3千万円を上限に各金融機関で教育ローンを組むことができ、進学者が卒業後10年以内に県内医療機関に2年間以上勤めることを条件に県が利子を全額負担する。県は資金面で支援することで医学部進学者を増やし、県内の医師数の底上げにつなげたい考えだ。
提携金融機関は、常陽銀行▽筑波銀行▽県信用組合▽水戸信用金庫▽結城信用金庫―の五つ。
医療人材課によると、私立の医学部進学には平均約3200万円が必要という。同教育ローンは例えば、金利年2%で6年間、計3千万円を借りた場合、県が6年間分の金利360万円を肩代わりする。これにより、実質金利ゼロで資金を借りることができる。金利は通常の教育ローンよりも優遇して設定され、常陽銀の例では、金利年3・975%のところを年1・950%に引き下げて設定している。
協定締結式は同日、県庁で開かれ、大井川和彦知事と各金融機関の代表者が協定書を交わした。県内の人口10万人当たりの医師数(2016年度)は189・8人で全国ワースト2位と低迷し深刻な状況にある。大井川知事は「今後も医師不足対策には最優先で取り組んでいきたい」と述べた。

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