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災害派遣医療チーム活躍 地域中核病院 千葉県外などから8隊 東金 【台風15号】

2019年09月17日 22時46分23秒 | 地域
災害派遣医療チーム活躍 地域中核病院 千葉県外などから8隊 東金 【台風15号】
2019年9月13日 (金)配信千葉日報

 台風15号による停電や断水で多くの医療機関が被害を受けた外房地域。その影響で救急搬送などが集中した地域中核病院「東千葉メディカルセンター」(東金市)で、災害派遣医療チーム(DMAT)が活動している。インフラの復旧が進み忙しさのピークは過ぎたものの、12日現在も外部から派遣された40人もの医療関係者の支援を受ける「異常事態」が続いている。
 同センターは2014年開業の災害拠点病院。関係者によると、医療圏内の多くの医療機関が断水や停電の影響で診療に支障をきたしたため患者が増加。同センターの救急搬送は通常、多くても1日10件程度だが、台風が通過した9日は34件、10日47件、11日17件と搬送が急増した。熱中症や交通事故のけがなど、地域一帯のインフラ不全に起因する可能性がある症例も目立ったという。
 同センターは停電こそ免れたが断水が発生。10日には航空自衛隊の給水車を要請するなど対応に追われた。また、交通渋滞で職員の出勤などにも影響が出たことから、中には緊急性の高くない手術を先送りしたケースもあった。
 こうした状況を受け、県や千葉大学付属病院を通じ医師と看護師などからなるDMATの派遣を要請。他県などからの計8隊が訪れ、急患の対応や診察の補助、医療圏内の情報収集などに従事している。さらに、11、12日には夜間の当直に同付属病院から内科医と外科医が1人ずつ派遣されているほか、16日まで外部から支援を受け看護師を6人増員している。
 担当者は「水道の復旧でだいぶ収束したがまだ緊急事態に変わりはない。今週末の3連休でなんとか体制を整え、週明けにも通常営業できれば」と見通した。
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