全身副反応、子ども少なく ワクチン接種で岡山県調査
2022年4月27日 (水)配信共同通信社
岡山県と岡山大は26日、新型コロナウイルスワクチンを接種した子どもの副反応を調査した結果、発熱や頭痛などの全身症状が出る割合が「成人と比較して少ない」とする中間報告を公表した。
調査は県内の医療機関でファイザーのワクチンを接種した5~11歳の子ども535人が対象。昨年、医療従事者4733人で調べた結果と比べた。1回目の接種後、37・5度以上の発熱があった子どもの割合は1・9%で、成人の医療従事者の2・7%より0・8ポイント少なかった。
頭痛があった子どもは8・2%で、成人の18・2%より10ポイント少なく、筋肉痛は13・6%で成人の42・4%と比べて28・8ポイント少なかった。
伊原木隆太(いばらぎ・りゅうた)県知事は記者会見で「ワクチン接種と基本的な感染対策をいま一度お願いしたい」と話した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます