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なぜコーチは暴力をふるうのか 怒りは人を動かさない

2018年09月07日 21時17分05秒 | 運動スポーツ
なぜコーチは暴力をふるうのか 怒りは人を動かさない
忠鉢信一
2018年9月5日16時42分

忠鉢信一記者の目
 体操女子の宮川紗江選手への暴力や暴言が明らかになり、登録抹消処分となった速見佑斗コーチが5日夕に記者会見を開きました。速見コーチはナショナルチームや前所属先で繰り返し注意を受けていたにもかかわらず、暴力的指導を繰り返していました。「宮川選手に対する度重なる暴力行為によって、宮川選手はもちろん、周りにいた選手やコーチに対して、不快な思いと恐怖を与えてしまったことを深くお詫び申し上げます」と述べました。

 そもそも、なぜ指導者は暴力をふるってしまうのでしょうか。そこから抜け出すには、どうしたらいいのでしょうか。
 暴力や暴言を使った指導は許されないだけでなく、効果が低いとされています。賞罰によって刺激された気持ちより、選手の心の中の興味や関心からわき出る意欲の方が大きな成果につながる、というのが心理学やコーチ学の定説です。
 怒りの制御方法を10年以上教えている日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介代表理事は「スポーツの指導者に限らず、怒るのは性格のせいではない。多くの人が、怒ることが人を動かす最もいい方法だと思い込んでいる。それが間違い」と指摘します。

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